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【個別銘柄】東エレクが急伸、光通信軟調、山一電は大幅安に

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きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

東京エレクトロン(8035):前週末比5.4%高の6187円。9月に経 営統合する米アプライド・マテリアルズの株価が16日に8.1%高の20.21 ドルと急伸した。前の日発表の2-4月期純損益が黒字転換、5-7月 期(第3四半期)の売上高計画は前期比横ばいから5%減の見通しなが ら、市場予想のレンジ下限を上回ったため。統合に際し、アプライド1 株に対し三角合併による統合持ち株会社の株式1株が交付される一方、 東エレク1株に対し持ち株会社株は3.25株が交付予定で、16日のアプラ イド株価を基準にした約6600円の理論株価が意識された。

光通信(9435):1.9%安の8080円。2015年3月期の連結営業利益 は前期比13%増の360億円を見込む、と19日正午に発表。自社開発商材 (コンテンツ)の充実などで毎月の基本契約料金、使用料金といったス トック利益が伸び、増益率が29%だった14年3月期から減速する。市場 予想の371億円も下回った。

マルエツ(8178):9.6%高の367円。カスミ(8196)とイオン (8267)、丸紅(8002)との提携関係のさらなる強化に関し検討を行っ ており、きょう開催の取締役会に付議すると19日朝のニュースリリース で明らかにした。これに先立ち同日付の日本経済新聞朝刊は、イオンが 食品スーパー事業を再編、資本提携するマルエツとカスミが15年春まで に持ち株会社を設立して経営統合、イオンと丸紅の共同出資新会社が持 ち株会社株式の過半を持つと報じた。カスミも4.3%高の728円。

大平洋金属(5541):2.7%高の454円。メリルリンチ日本証券は19 日、投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に上げた。インド ネシア鉱業法によるニッケル鉱石供給の途絶などからニッケル需給がタ イト化しており、ニッケル市況見通しの引き上げを背景に16年3月期の 業績が大幅改善に向かう、と予想した。同証による15年3月期の経常利 益予想を16億円から50億円(会社計画28億円)、16年3月期は72億円か ら230億円に見直し。同じく判断を「中立」から「買い」変更した住友 金属鉱山(5713)も1.2%高の1555円。

東洋ゴム工業(5105):4%高の881円。バークレイズ証券は16 日、目標株価を900円から980円に上げた。投資判断は「オーバーウエー ト」を継続。北米での強い需要や国内新製品の好調で、今期の増益率は 日系タイヤ4社の中で最も大きくなると予想。同証による14年12月期の 営業利益予想を417億円から490億円に見直した。会社計画は400億円。

山一電機(6941):14%安の385円。15年3月期の連結経常利益は 前期比30%減の9億円を計画する、と16日に発表。半導体検査用のバー ンインソケットやコネクター製品の伸長、為替差益の効果で前の期の8 億1000万円の赤字から12億9200万円の黒字に浮上した14年3月期から収 益改善スピードが鈍る。

東邦チタニウム(5727):5.5%高の694円。クレディ・スイス証券 は16日、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」、目標株価 を700円から900円に上げた。チタン産業の在庫循環の底打ち反転が確認 でき、航空機需要の長期的な拡大基調にも言及。同証による15年3月期 の営業損益予想を35億円の赤字、来期は66億円の黒字と見込んだ。

エクセディ(7278):2.2%高の2613円。SMBC日興証券は16 日、投資判断を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」に上げ た。海外ビジネス拡大に伴う業績伸長、高い収益性、積極的な株主還元 を評価。日産自動車系サプライヤーの株価が動意づく中で、同社も日産 自が主要顧客で、注目される可能性があるとした。15年3月期の営業利 益予想は会社計画の200億円を上回る前期比13%増の220億円、16年3月 期は235億円。

山下医科器械(3022):8%高の1897円。14年5月期の連結営業利 益見通しを4億2200万円から8億800万円に上方修正する、と16日に発 表。主要取引先の急性期病院の建て替え、設備投資に伴い機器更新案件 の受注が増加、CTやMRI、内視鏡システム、超音波診断装置などの 販売が想定以上に伸びた。前期比では20%減益が一転、53%増益にな る。期末配当は1株33円から50円に増額、前期は48円。

あすか製薬(4514):18%高の920円。武田薬品工業(4502)と高 血圧症治療剤のカンデサルタン錠「あすか」に関する事業化契約を結ん だ、と16日に発表。同剤は武田薬の高血圧症治療剤「ブロプレス錠」の 特許権などをあすか薬に許諾したもので、両社連携による今後の業績貢 献が見込まれた。

ユニバーサルエンターテインメント(6425):8.2%安の1631 円。14年3月期の連結営業利益は前の期比31%減の247億円だった、 と16日に発表。収益柱のパチスロ・パチンコ事業の減収が響き、従来想 定の310億円から下振れた。15年3月期も15%減の210億円と連続減益を 見込んだ。

TYK(5363):6.5%安の187円。15年3月期の連結営業利益は前 期比16%減の8億2000万円を計画する、と16日に発表。鉄鋼メーカー向 け耐火煉瓦の輸出伸長、円安効果で増益率が2.1倍だった14年3月期か らの悪化を見込む。

マルマエ(6264):100円(19%)高の613円でストップ高。14年8 月期の営業利益見通しを1億2000万円から2億円に上方修正する、と16 日に発表。半導体分野の受注好調、光学関連の受注増などが背景で、前 期比では4.8%減益が一転、59%増益になる。

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