中国:4月の新築住宅、値上がり鈍化-景気減速と値引きで

中国で4月に新築住宅価格が上昇し た都市の数は1年6カ月ぶりの低水準だった。不動産開発会社の値引き に加え、中国の景気拡大ペースが減速していることが背景にあり、一部 で不動産価格抑制策が緩和されている。

国家統計局が18日発表した4月の新築住宅価格は前月比では、調査 対象となっている主要70都市中44都市で上昇。3月は56都市で上昇し た。4月に新築住宅価格が値上がりした都市は、2012年10月の35都市以 来最も少なかった。

住宅価格の伸びは1級都市とそれほど豊かでない都市の両方で緩や かになった。北京の4月の住宅価格は前月比で0.1%上昇と、12年9月 以来の低い伸びにとどまった。上海は0.3%上昇で、12年11月以来最も 小幅な上昇率。中国東部の杭州では前月比で0.7%下落し、調査対象都 市で最大の値下がりとなった。

世界銀行での勤務経験がある光大証券の徐高チーフエコノミスト (北京在勤)は18日の電話取材に対し「中国の不動産市場はかなり危険 な状態の瀬戸際にある。市場鈍化をめぐる懸念が価格や販売の落ち込み を招き、悪循環に入っている」と語った。

原題:China Home-Price Growth Slowdown Spreads as Developers Discount(抜粋)

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