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米国株(16日):上昇、小型株が一時の下げから反転

米株式相場は上昇。住宅着工件数が 市場予想を上回る中、一時下げていた小型株が反転した。S&P500種 株価指数は前日、1カ月で最大の下げとなっていた。

ダウ・ジョーンズ・インターネット指数は0.5%高。一時0.7%下げ た。百貨店のノードストロムは大幅上昇。四半期決算が予想を上回った ことが好感された。ベライゾン・コミュニケーションズも高い。ウォー レン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが持ち株を開示し たことが手掛かり。一方で天然ガス探査のチェサピーク・エナジーは S&P500種で値下がり率最大。従業員を半分減らす方針を示したこと が嫌気された。

S&P500種株価指数は前日比0.4%高の1877.86。ダウ工業株30種 平均は44.50ドル(0.3%)上げて16491.31ドル。小型株で構成するラッ セル2000指数は0.6%高。一時は0.7%安となった。

ウェルズ・キャピタル・マネジメントの最高投資ストラテジスト、 ジェームズ・ポールセン氏は「大きく売られる時には、その下落を待っ ている買い手が多くいるものだ」とし、「住宅着工件数がかなりの懸念 を和らげたことは確かだ」と加えた。

住宅着工件数

この日発表された4月の住宅着工件数は前月比で増加し、昨年11月 以来の高い水準となった。ブルームバーグがまとめた市場予想も上回っ た。

5月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数 (速報値)は81.8と、前月の84.1から低下した。ブルームバーグがまと めたエコノミスト予想の中央値は84.5への上昇だった。

米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は、米経済が完全 な健全性を実現するにはさらなる道のりがあり、中小企業が景気回復で 非常に重要な役割を果たすだろうと予想した。

議長は15日のワシントンでの講演で、雇用創出が「このプロセスで 極めて重要」であり、中小企業が新規雇用の「大部分に貢献している」 と述べた。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数( VIX)は5.5%低下し12.44。今週は3.7%下げた。

業種別、個別銘柄

S&P500種の業種別10指数では9指数が上昇。特に通信サービス 株が上げた。ベライゾンは2.3%高の49.07ドルと、ダウ平均で値上がり 率トップ。バークシャーは前日の届け出で、3月31日時点でベライゾン 株を1100万株保有していることを明らかにした。

住宅着工件数の増加を受け、S&Pスーパーコンポジット住宅建設 指数は0.4%上昇した。

ノードストロムは15%高の70.55ドルと上場来高値。

一方でダーデン・レストランツは4.3%安の48.49ドル。同社はシー フードレストランチェーン「レッドロブスター」をゴールデン・ゲー ト・キャピタルに21億ドルで売却することで合意した。

チェサピーク・エナジーは4.7%安の27.64ドルだった。

原題:U.S. Stocks Advance as Small-Caps Erase Losses Amid Home Data(抜粋)

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