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5月16日の米国マーケットサマリー:株が上昇、住宅着工好調

ニューヨークの為替・株式・債 券・商品相場は次の通り。 (表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.3697   1.3710
ドル/円            101.53   101.58
ユーロ/円          139.07   139.26


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種       16,491.31     +44.50     +.3%
S&P500種           1,877.85      +7.00     +.4%
ナスダック総合指数    4,090.59     +21.30     +.5%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .36%        +.01
米国債10年物     2.52%       +.03
米国債30年物     3.35%       +.02


商品 (中心限月)                     終値   前営業日比 変化率
COMEX金     (ドル/オンス)  1,293.40     -.20     -.02%
原油先物         (ドル/バレル)  102.13      +.63     +.62%

◎NY外為:ユーロ下落、域内景気懸念で周辺国債に売り

ニューヨーク外国為替市場ではユーロが大半の主要通貨に対して下 落。域内経済は低迷が続くとの観測を背景に、周辺国の国債が売られた ことが背景。

ユーロは対ドルで2週間の下げとしては昨年11月以来の最大を記録 した。ギリシャ国債相場は下落。同国の世論調査で連立政権が支持を失 いつつあることが示された。金融支援からの脱却を準備しているポルト ガルの国債も下げた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は先週、6 月の次回会合で追加緩和を実施する用意があることを示唆した。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのテクニカルスト ラテジスト、のマクニール・カリー氏は電子メールで「対ドルでユーロ 売りを勧める当社の意見は変わっていない」と指摘。「欧州資産価値の 低下と弱い相場の動きは、トレンドが反転したことを示している」と続 けた。

ニューヨーク時間午後2時50分現在、ユーロは対ドルで前日 比0.1%安の1ユーロ=1.3698ドル。ユーロは対円で0.2%安の1ユーロ =139円03銭。一時は138円78銭と2月12日以来の安値をつけた。円は対 ドルで0.1%高の1ドル=101円49銭。

◎米国株:上昇、小型株が下げから反転-住宅着工件数好調

米株式相場は上昇。住宅着工件数が市場予想を上回る中、一時下げ ていた小型株が反転した。S&P500種株価指数は前日、1カ月で最大 の下げとなっていた。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指 数は前日比0.4%高の1877.86。ダウ工業株30種平均は44.50ドル (0.3%)上げて16491.31ドル。

ウェルズ・キャピタル・マネジメントの最高投資ストラテジスト、 ジェームズ・ポールセン氏は「大きく売られる時には、その下落を待っ ている買い手が多くいるものだ」とし、「住宅着工件数がかなりの懸念 を和らげたことは確かだ」と加えた。

◎米国債:4日ぶり下落、上げ過ぎ感が台頭-10年債2.52%

16日の米国債は4日ぶりに下落した。米国の景気が強さを増してい ることが示され、トレーダーの間ではこれまでの上げは行き過ぎていた との見方が広まった。

10年債利回りは昨年10月以来の低水準から上昇。朝方発表された4 月の米住宅着工件数が予想以上に増加したことが影響した。30年債のリ ターンは年初から前日までに13%と、同時期としては1995年以来で最大 のリターンとなった。

BTIGのチーフ・グローバル・ストラテジスト、ダン・グリーン ハウス氏は、「リスクとリターンのトレードオフは、利回りが高かった 時期に比べるとかなり投資妙味が低下している」と述べ、「この水準で ロングポジションを建てようとするのは難しい。今後の利回りの展開は 上昇だ」と続けた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間 午後4時16分現在、10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)上昇の2.52%。同年債(表面利率2.5%、2024年5月 償還)価格は8/32下げて99 26/32。

◎NY金:週間では今月最大の上昇、消費者マインド低下

ニューヨーク金先物相場は週間ベースで今月に入って最大の上昇と なった。米消費者マインド指数が予想外に低下したことを背景に成長懸 念が再燃、安全資産を求める動きが強まった。

5月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数 (速報値)は81.8と、前月の84.1から低下した。ブルームバーグがまと めたエコノミスト予想の中央値は84.5への上昇だった。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズのシニア市場ストラテジ スト、アダム・クロフェンシュタイン氏(シカゴ在勤)は電話インタビ ューで、「強弱まちまちの米経済指標が金の支えになっている」と指 摘。「ウクライナ情勢の緊迫も今週は逃避目的の買いをもたらした」と 述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6 月限は前日比0.1%未満下げて1オンス=1293.40ドルで終了。週間で は0.5%高と、4月25日終了週以来の大幅上昇。

◎NY原油:2週連続高、景気回復とウクライナ情勢緊迫化で

ニューヨーク原油先物相場は週間ベースで2週連続高となった。米 国の景気回復とウクライナ情勢の緊迫化が背景にある。

トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)の アナリスト兼ブローカー、ジーン・マクギリアン氏は「景気には回復の 兆候が見られ、石油需要には支援材料だ。主な材料はウクライナをめぐ る不安で、緊張が高まり供給に混乱をきたすかどうかだ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日 比52セント(0.5%)高の1バレル=102.02ドルで終了。週間では2% 上げた。

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