インド株:センセックス、最高値を更新-政権交代確実な情勢

16日のインド株式相場は上昇。激し く変動したが、指標のS&Pセンセックス指数は過去最高値を更新し た。同日開票作業が始まった総選挙で、ナレンドラ・モディ氏のインド 人民党(BJP)率いる野党連合が下院の過半数を確保するのは確実な 情勢となり、これを好感して通貨ルピーも値上がりした。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前日比216.14ポイント (0.9%)高の24121.74で終了。6.15%上げた後、0.1%安となる場面も あった。ルピーはドルに対し前日比0.6%上昇。一時は1.1%値上がりし た。

BJPがモディ氏を首相候補に指名した昨年9月13日以降、インド 株式の時価総額は3300億ドル強膨らんでいる。

ジオジットBNPパリバ・ファイナンシャル・サービシズの調査責 任者、アレックス・マシューズ氏は電話インタビューで、「相場上昇は これまで素晴らしかった。一部投資家は利益を確定させる方向に引かれ るもしれない」と発言。さらに「選挙は終わった。焦点は政権樹立と予 算に移る」と語った。

この日はICICI銀行など銀行銘柄が大きく上げた。景気拡大で 信用の質が高まるとの観測が強まった。インフラ改善で電力消費が増え るとの見方から、電力銘柄も急伸。景気敏感銘柄への資金シフトで、成 長鈍化局面で選好されてきたテクノロジーやヘルスケア、消費財銘柄は 下落。ソフトウエア輸出のインフォシスやたばこメーカーのITCが大 きく下げた。

原題:India Stocks Rise in Volatile Election-Day Trade as Rupee Gains(抜粋)