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【個別銘柄】Jディスプレイが急落、アマダ連騰、ガイシ高い

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

ジャパンディスプレイ(6740):前日比12%安の518円。一時507円 と上場来安値を付けた。2015年3月期の連結営業利益は前期比45%増 の400億円を計画する、と15日に発表。季節性要因、欧米顧客向け製品 出荷の低調で第1四半期は100億円の営業赤字を見込むが、第2四半期 以降の需要回復を想定した。ただ、市場予想の564億円は下回る。 SMBC日興証券では、売上高の減少やミックス悪化による第1四半期 の赤字計画はネガティブで、下期の売り上げ拡大、採算改善の進捗(し んちょく)も不透明、通期も下振れリスクが残るとした。

東燃ゼネラル石油(5012):6.2%安の918円。14年12月期の連結営 業利益見通しを350億円から前期比56%減の230億円に下方修正する、 と15日に発表。石油事業での1-3月期の低調、4月以降の芳香族類の 想定マージン引き下げを反映した。

アマダ(6113):16%高の963円。SMBC日興証券は投資判断を 「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」、目標株価を800円か ら1100円に上げた。みずほ証券も「中立」から「買い」判断に変更。 SMBC日興では、会社側が15日に配当性向目標を従来の30-50%程度 から50%程度に変更、純利益の半分程度をめどに自社株を取得する方針 を示した点について、これまで自社株取得に消極的だっただけに、抜本 的な資本効率改善策は最大のポジティブサプライズとした。

SUMCO(3436):6.4%高の778円。1-6月期(上期)の連結 営業利益見通しを90億円から120億円に上方修正する、と15日に発表。 携帯情報端末需要の強さからロジック・メモリー向け300ミリウエハー の販売が想定以上、車載向けのパワー半導体需要から小口径ウエハーも 伸びている。前年同期比では24%減益が一転、1.2%増益になる。

日本ガイシ(5333):4.9%高の2038円。14年3月期の連結営業利 益は前の期比2.1倍の443億円だった、と15日に発表。セラミックス事業 で自動車関連製品が拡大、NAS(ナトリウム硫黄)電池の出荷再開に よる電力関連事業の損失縮小もあり、従来想定の420億円から上振れ た。15年3月期は8.5%増の480億円を計画、1株配当は24円と前期22円 からの増配を見込む。クレディ・スイス証券は投資判断「アウトパフォ ーム」を継続、保守的な計画と増配発表で印象はポジティブとした。

サンリオ(8136):3.9%安の3205円。15年3月期の連結営業利益 は前期比4.7%増の220億円を計画する、と15日に発表。海外事業で中 国、東南アジアの成長、テーマパーク事業の収益かさ上げなどを見込む が、市場予想の255億円を下回る。ゴールドマン・サックス証券では米 国の成長率鈍化、欧州の回復遅れに言及、副社長急逝以降の経営体制、 方向性も不透明とし、目標株価を4200円から3800円に下げた。

スカイマーク(9204):7.7%安の277円。14年3月期の営業損益 は25億600万円の赤字と、前の期の46億7400万円の黒字から悪化した と15日に発表。LCC(格安航空会社)をはじめ競合との運賃競争、低 収益路線の廃止で売り上げがほぼ横ばいにとどまる中、航空機材費やエ アバスA-330型機導入に伴う運航乗員訓練費、燃料関連費などの増加 が響いた。15年3月期は3億1200万円の黒字化を見込むが、SMBC日 興証券では新規路線の集客力に対する過度の期待には注意とし、投資判 断「3(アンダーパフォーム)」を継続した。

イオンフィナンシャルサービス(8570):3.1%安の2540円。台湾 の金融監督管理委員会は15日、内部管理や会計監査に関する違反をめぐ り、同社台湾現地法人にクレジットカード発行の停止措置処分を下し た、と発表。250万台湾ドル(約840万円)の支払いも命じた。

TPR(6463):22%高の1872円。14年3月期の連結営業利益は前 の期比34%増の136億円だった、と15日に発表。ピストンリング、シリ ンダーライナーを中心とした売り上げが国内、アジアを中心に拡大、円 安効果もあり、従来想定の129億円から上振れた。15年3月期は27%増 の172億円を計画、1株配当は普通配で前期比4円の増配、創立75周年 の記念配2円の実施で32円を見込む。前期は26円。

マツモトキヨシホールディングス(3088):5.6%高の3305円。発 行済み株式総数の1.83%に当たる100万株、金額で40億円を上限に自社 株買いを行うと15日に発表。取得期間は19日から9月30日までで、当面 の需給好転が見込まれた。

日本板硝子(5202):4.6%安の126円。15年3月期の連結営業利益 は主要なリストラ施策の完了、市場の改善から前期比29倍の210億円を 計画すると15日に発表。ただ、市場予想の256億円は下回る。

関東電化工業(4047):8.6%安の235円。15年3月期の連結営業利 益見通しは前期比5.3%増の16億円、と15日に発表。半導体・液晶用特 殊ガス類の増加で前の期の4億6700万円の赤字から15億1900万円の黒字 に転じた14年3月期に比べ、業績改善スピードは落ちる。

メルコホールディングス(6676):11%高の1635円。14年3月期の 連結営業利益は前の期比67%増の28億1100万円だった、と15日に発表。 主力のストレージ製品を中心に売上高は1.4%減ったが、海外での低収 益品の販売抑制、ネットワーク製品では高付加価値品の販売強化などに 取り組んだ。15年3月期営業利益は78%増の50億円を計画。

フージャースホールディングス(3284):14%安の520円。15年3 月期の連結営業利益は前期比25%減の51億円を計画する、と15日に発 表。建築費高騰などの影響を受けやすい首都圏での新築マンション分譲 への依存低減を図りつつ、シニア向けマンション、中古マンションのリ ノベーションなど将来的な主力事業構築の機会と見ている。

タケエイ(2151):9.6%安の881円。14年3月期の連結営業利益は 前の期比12%減の32億3900万円だった、と15日に発表。中央自動車道の トンネル天井板撤去に伴う建設系廃棄物の処理を中心に売り上げ は2.7%伸びたが、東日本大震災の災害廃棄物処理の再資源化事業が終 了した影響を受けた。15年3月期も20%減の26億円を計画。

市光工業(7244):8.8%高の149円。15年3月期の連結営業利益見 通しは前期比4.7倍の16億円、と15日に発表。タイ子会社の新工場立ち 上げ期の収益性低下で、前の期に比べ56%減益だった14年3月期からの 改善を見込む。自動車照明など売り上げ面では、高付加価値品の浸透を 図る。1株配当は3円と、前期1円50銭からの増配を計画した。

リブセンス(6054):150円(16%)安の786円でストップ安。1- 3月期(第1四半期)の営業利益は前年同期比67%減の1億3700万円だ った、と15日に発表。主力の求人情報メディアを中心に売り上げは15% 伸びたが、サイト集客力、認知度向上を狙った広告宣伝費の増加、従業 員増加による人件費負担などが響いた。

オウチーノ(6084):12%高の2899円。発行済み株式総数の7.94% に当たる10万株、金額で3億5000万円を上限に自社株買いを行うと15日 に発表。取得期間は16日から6月30日まで。

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