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ロシアの米国債保有額、3月に20%減少-5カ月連続マイナス

ロシアの米国債保有額は3月に20% 減少した。米国と欧州が同国への圧力を強めたことが背景にある。アナ リストの間ではロシアの中央銀行が通貨ルーブルの価値の下支えを図っ たとみられている。

米財務省が15日発表した統計によると、3月のロシアの米国債保有 額は5カ月連続で減少し、1004億ドル(約10兆円)となった。2月 は1262億ドルだった。財務省は今回の減少について説明はしていない。

TDセキュリティーズUSAのストラテジスト、ゲナディ・ゴール ドバーグ氏(ニューヨーク在勤)は「こうしたロシアの保有債券の一部 はルーブルを支えるための介入に使われた可能性がある」と指摘。「自 国名義の保有資産をベルギーの保管口座に移しただけの可能性もある」 と述べた。

ロシアのクリミア併合に対応して、米国はロシア国営石油・ガス企 業ロスネフチのイゴール・セチン最高経営責任者(CEO)を含む個 人45人および企業19社の資産を凍結した。

ルーブルは今年に入って対ドルで5%超下げており、新興国通貨の 中ではアルゼンチン・ペソに次ぐ大幅な下げとなっている。

米財務省によれば、3月のベルギーの米国債保有額は402億ドル (12%)増加の3814億ドル。ベルギーは米国債保有額で中国と日本に次 いで3位となっている。

原題:Russian Holdings of U.S. Treasuries Dropped 20% in March (1)(抜粋)

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