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ロシア:1-3月GDP、0.9%増に鈍化-制裁懸念で投資減

ロシア経済は1-3月(第1四半 期)に拡大ペースが鈍化した。ウクライナをめぐる欧米諸国との対立で 投資が落ち込み、成長率は1年ぶり低水準となった。

ロシア国家統計局が15日に電子メールで発表した1-3月の国内総 生産(GDP)速報値は前年同期比0.9%増と、伸び率は昨年10-12月 (第4四半期)の2%から低下。ブルームバーグがまとめたエコノミス ト19人の予想中央値(0.7%増)は上回った。経済発展省の概算で は0.8%増が見込まれていた。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)のロシア担当チーフエコノミス ト、ウラジミール・オサコフスキー氏は統計発表前、「景気減速の主因 は投資縮小だ」とし、「借り入れコストがかなり高くなった上に、政治 と経済の見通し悪化が要因に加わって投資が減った。見通し悪化は少な くとも、西側諸国による制裁のリスクの高まりが一因となっている」と 語った。

ロシア中央銀行によると、1-3月の資本流出額は506億ドル(約 5兆1600億円)と、前期の178億ドルを大きく上回った。これはリーマ ン・ブラザーズ・ホールディングス破綻直後の2008年10-12月以降で最 大規模。

原題:Russian GDP Growth Slows to 0.9% as Investment Sags on Sanctions(抜粋)

--取材協力:Zoya Shilova、Anna Andrianova.

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