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ビル・グロース氏:PIMCOは年末までに再びトップへ

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)のビル・グロース氏は、過去1年間に 同社の複数のファンドがライバルに後れを取ったものの、2014年末まで に同社はトップに返り咲くとの見通しを示した。

PIMCOで世界最大の債券ファンドの最高投資責任者(CIO) を務めるグロース氏(70)は14日にブルームバーグ・テレビジョンのイ ンタビューで、「14年末までにはPIMCOは中間前後の位置ではなく トップになる」と述べ、先週公表した「ニュートラル」という新たな戦 略を押し進める姿勢を示した。

PIMCOは13日に向こう3-5年間に関する新たな見通しを発表 し、経済が5年間にわたる「ニューノーマル(新たな標準)」から「ニ ューニュートラル」へ移行しているとの認識を示した。ニューニュート ラルでは、世界の成長率がより低く、より安定した速度に向かって集約 していき、政策金利は危機前の均衡状態を下回る水準にとどまると説明 した。

グロース氏が運用する「PIMCOトータル・リターン・ファン ド」(資産規模2300億ドル=約23兆円)は過去1年に同種の87%のファ ンドにリターンで後れを取り、苦戦を強いられてきた。ただ、過去1カ 月でのリターンはプラス0.6%に改善し、64%の競合ファンドを上回る 成績となっている。

同氏は利回り曲線のフロントエンドにこだわりを持っており、5- 7年後に償還を迎える債券を購入していると説明。高利回り債やリスク 資産にも注目していることを明らかにし、「高いリターンはもたらさな くても、基本的には安定し低リスクでボラティリティ(変動性)も低く なる」との見方を示した。

原題:Bill Gross Says Pimco to Rank Near Top Again by End of Year (2)(抜粋)

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