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アジア・太平洋株式サマリー:ハンセン指数、印株上昇-中国下落

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式市場ではハンセン指数が6営業日続伸と、1月以来で最長 の上昇局面となった。1-3月(第1四半期)利益が市場予想を上回っ たテンセント・ホールディングス(騰訊)が買われた半面で、不動産株 は反落した。

15日付で株式分割を実施したテンセント(700 HK)は5.8%高。 MSCI中国指数構成銘柄への追加が発表されたキングソフト(金山軟 件、3888 HK)が6.1%高。

一方で同指数からの除外が発表された首鋼福山資源集団(639 HK) は大きく下げた。中国が不動産市場を支援するとの期待感から前日まで 買われていたチャイナ・リソーシズランド(華潤置地、1109 HK) は2.7%下げた。

ハンセン指数は前日比148.09ポイント(0.7%)高の22730.86で終 了。ハンセン中国企業株(H株)指数は0.2%安の9971.24。

フィリップ・キャピタル・マネジメントのファンドマネジャー、ル イス・ウォン氏は、「株価の好調持続は中国が追加の景気刺激措置を打 ち出すかどうか次第だ」と指摘した。

【中国株式市況】

中国株式相場は下落。上海総合指数が2週間ぶりの大幅安となっ た。アジア最大の同国経済の成長鈍化が企業業績に打撃を与えるとの懸 念が強まった。

ソフトウエア会社の安徽科大訊飛信息(002230 CH)が5.1%安とな るなどテクノロジー株が売られ、石炭生産のエン州煤業(600188 CH) も下げた。ニッケル相場下落を受けて吉林吉恩鎳業(600432 CH) も5.8%安。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数の終値は前日比22.94ポイント(1.1%)安の2024.97と、 4月28日以来で最大の下げ。上海、深圳両証取のA株に連動している CSI300指数は同1.3%安の2144.08。

今週に入って発表された工業生産や小売売上高などの統計はアナリ スト予想を下回った。珩生鴻鼎資産管理(上海)の運用担当者、戴明氏 は「最近発表された経済統計で中国経済の状態は良好ではないことが確 認された」と指摘し、「株式を買う正当な理由が見いだせない」と述べ た。

【インド株式市況】

インド株式相場は上昇した。4月のインフレが予想に反して鈍化し たことが手掛かり。16日発表の総選挙結果も注目されている。

インド最大の鉄鋼会社、タタ・スチールは2年ぶり高値を付けた。 予想を上回る利益が買い材料。サン・ファーマシューティカル・インダ ストリーズは約2週間ぶりの大幅高。同社の米部門とノバルティスが訴 訟で和解したことが背景にある。

ムンバイ市場のS&Pセンセックス指数は前日比90.48ポイント (0.4%)高の23905.60で終了。

インド商工省が発表した4月の卸売物価指数(WPI)は前年同月 比5.2%上昇。市場予想は5.7%上昇だった。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比14.34ポイント(0.3%)高 の5510.84。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.63ポイント安の2010.20。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比5.49ポイント(0.1%)高の8880.65。

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