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米国株:主要株価指数が過去最高値から下落-小型株売られる

米株式相場は下落。小型株やインタ ーネット関連株が再び売られた。主要株価指数は前日まで、2日連続で 過去最高値を更新していた。

ダウ・ジョーンズ・インターネット指数は1.2%安。クーポン共同 購入サイト運営のグルーポンが大きく下げた。腕時計メーカーのフォッ シル・グループは大幅安。同社が発表した業績見通しはアナリスト予想 を下回った。農業機械メーカーのディーアは、通期売上高見通しの下方 修正が嫌気されて下落。IBMも売られた。

S&P500種株価指数は前日比0.5%安の1888.53。ダウ工業株30種 平均は101.47ドル(0.6%)下げて16613.97ドル。小型株で構成するラ ッセル2000指数は1.6%安。前日も1.1%下げていた。

マックイーン・ボール・アンド・アソシエイツの最高投資責任者 (CIO)、ビル・シュルツ氏は「市場は一服している感じだ」とし、 「決算はまずまずだが、動きづらい時期に入ってきた。株価をもう一段 上の水準に押し上げるには決算内容の改善が必要だ」と指摘した。

S&P500種は4月11日の安値から前日までの段階で4.5%戻してい る。前日には一時、初めて1900を超える場面があり、1897.45と終値ベ ースで過去最高値を更新した。ダウ平均も前日は最高値で終了した。

小型株

ラッセル2000指数はここ2日間で2.7%下落。3月に付けた高値か らは8.7%下げている。先週は1.9%下げ、200日移動平均を2012年以降 で初めて下回った。ダウ・ジョーンズ・インターネット指数は3月に付 けた13年ぶり高値から17%下げている。

シェーファーズ・インベストメント・リサーチのシニア株式アナリ スト、ジョー・ベル氏は「過去最高値に達したことから、利益確定の動 きが出る可能性はある」と指摘。「こうした上昇が見られると、市場参 加者は経済指標に注目し始める。実際のところ過去1カ月間は必ずしも 素晴らしい内容が続いたわけではない。冬が厳しかったことから、状況 の上向きが期待されていた」と述べた。

この日発表された4月の米生産者物価指数(PPI)はここ1年余 りで最大の伸びとなった。幅広い分野で上昇が見られた。

前日発表された4月の小売売上高は前月比0.1%増と、伸びは市場 予想を下回った。

S&P500種の構成企業では今週、メーシーズやウォルマート・ス トアーズ、コールズなど12社が決算を発表する。

ウクライナ情勢

ウクライナ情勢への注目も続いている。13日には東部でウクライナ 軍が待ち伏せ攻撃を受け兵士7人が死亡、8人が負傷した。

ロシアのラブロフ外相は14日、ブルームバーグテレビジョンのイン タビューに応じ、ウクライナは「限りなく内戦に近い」状態にあると言 明。ロシアはどこにも派兵する「方針はない」とも語った。

S&P500種の業種別10指数では5指数が下落。選択的消費関連 が1.1%安と最も下げた。通信サービス株は0.5%上昇。

IBMは1.8%安の188.72ドル。ダウ平均で値下がり率トップ。

フォッシルは10%安の100ドルと、S&P500種で最大の下げ。同社 が前日の通常取引終了後に発表した4-6月(第2四半期)の利益予想 は1株当たり90-97セント。アナリスト予想は同1.16ドルだった。増収 率の会社予想は8-9.5%で、こちらもアナリスト予想の平均(10%) に届かなかった。

ディーアは2%安の91.70ドル。同社はこの日、通期の売上高につ いて約4%減少するとの見通しを示した。従来予想は3%前後の減少だ った。

原題:U.S. Stocks Retreat From Records as Small-Cap, Tech Shares Drop(抜粋)

--取材協力:Trista Kelley.

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