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欧州株:約6年ぶり高値から反落-企業業績と割高感を懸念

14日の欧州株式相場は反落。指標の ストックス欧州600指数は前日に約6年ぶり高値を付けていた。企業業 績とバリュエーション(株価評価)が懸念された。

イタリアのベルルスコーニ元首相が保有するメディア企業、メディ アセットは6.6%安。第1四半期が赤字となったことが嫌気された。ポ ルトガル商業銀行を中心に同国の銀行株が安い。同行の増資計画に関す る報道が売り材料となった。

一方、ケータリングサービスの英コンパス・グループは上場来高値 を付けた。ドイツの風力発電タービンメーカー、ノルデックスは2009年 5月以来の高値に上昇。通期業績見通しを上方修正した。

ストックス欧州600指数は前日比0.1%安の341.59で終了。過去4週 間では3%上げていた。

バーダー銀行の資本市場調査責任者、ロバート・ハルベル氏(フラ ンクフルト在勤)は電話インタビューで、「前日まで大きく上げたこと から、投資家らは次に何が起こるか見極めようとしている」とし、「決 算はまちまちの様相だ。見通しは若干抑えられている」と語った。

ブルームバーグがまとめたアナリストの試算によれば、指数構成銘 柄の今年の1株当たり利益は平均8.4%増が見込まれている。現在の株 価収益率(PER、予想収益ベース)は15.2倍。5年平均の12.5倍を上 回っている。

14日の西欧市場で18カ国中9カ国で主要株価指数が下落。英 FTSE100指数と独DAX指数、仏CAC40指数はいずれもほぼ変わ らずとなった。

原題:European Stocks Decline on Earnings Reports as Mediaset Retreats(抜粋)

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