シティが11人解雇、メキシコ部門不正融資問題で-調査は継続

米銀シティグループはメキシコ部 門で発覚した4億ドル(約407億円)の不正融資を未然に防げなかっ た、あるいは発見できなかったとして11人を解雇した。処分対象者が増 える見通しも明らかにした。

マイケル・コルバット最高経営責任者(CEO)の署名入り社内文 書によると、解雇された11人中4人はマネジングディレクターで、この うち2人はメキシコ部門の事業責任者を務めていた。調査に関して説明 を受けた関係者が匿名を条件に語ったところによれば、11人は全てメキ シコ在勤者。シティは今回の処分の前に、1人を解雇している。

同文書によると内部調査はまだ継続中で、今後メキシコ内外でさら に解雇などの処分が下される可能性がある。

シティは2月、メキシコの石油サービス企業への不正融資発覚を明 らかにし、2013年利益を2億3500万ドル減額修正しており、内部管理に 疑念が生じていた。

事情を知る関係者によれば、解雇対象者にはメキシコの機関投資家 顧客グループのリスク責任者と同国での取引責任者が含まれる。リスク 責任者でマネジングディレクターのフェデリコ・ソロルサノ氏と財務・ 取引サービス責任者のアルフォンソ・オルテガ・ブレム氏、マネジング ディレクターのエミリオ・グランハ氏、ブレム氏の部下のセルジオ・ト レス氏も解雇されたという。情報は非公開だとして匿名を条件に明らか にした。

ビジネス向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS) のリンクトインを利用して4人にメッセージを送信したが、現時点で返 事はない。シティの広報担当、マーク・コスティグリオ氏はコメントを 控えた。

コルバットCEOは同文書で、シティが司法当局や監督当局と情報 を共有し、刑事責任の有無に関する判断を当局に委ねたことを明らかに した。米証券取引委員会(SEC)と司法省が調査を進めている。

原題:Citigroup Fires 11 More People Amid Probe of Banamex Fraud (2)(抜粋)

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