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3メガ邦銀:前期純利益2.5兆円、アベノミクスで最高水準

三菱UFJフィナンシャル・グルー プなど邦銀3メガグループの2014年3月期連結決算が14日出そろった。 純利益合計は2兆5086億円となり、現体制となった06年3月期以来の最 高水準を確保した。アベノミクスの下での株高や景気回復で株式関係損 益や与信関係費用が改善した。今期は各社が減益を見込む。

ブルームバーグ・データによるアナリスト予想平均値の合計2兆 4173億円を上回った。個別の前期実績は三井住友フィナンシャルグルー プが前の期比5.2%増の8354億円と2年連続で、みずほフィナンシャル グループが23%増の6884億円で8年ぶりに最高益を更新した。三菱 UFJは16%増の9848億円だった。

デフレ脱却を掲げる安倍政権の下で日本の株式相場は13年に約51% 上昇して主要国市場中のベストパフォーマーとなった。保有株の売却益 や投信販売手数料が収益拡大に寄与したほか、景気回復に伴う企業業績 の改善で与信費用が戻入益となるなどアベノミクスの恩恵を受けた。前 期の好業績を受け三菱UFJとみずほは増配とする。

クレディ・スイス証券の山中威人アナリストは、3メガ銀の前期決 算について「非常に良い決算だった」と評価。今期は「国内で利ざやの 低下が続く中、自助努力として融資拡大が求められる」と指摘した。

今期の純利益予想・目標は、三菱UFJが9500億円、三井住友FG が6800億円、みずほFGは5500億円と3グループとも減益を見込む。

--取材協力:谷口崇子.

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