ブラジル金融政策の権限、中銀総裁ではなく議員に-与党主張

ブラジルのルセフ大統領の再選を目 指すキャンペーンの調整官を務めるルイ・ファルカン氏は13日、指名で 決まる中央銀行総裁ではなく選挙で選ばれた議員が金融政策の策定にあ たり、最終決定権を持つべきだとの考えを明らかにした。

ファルカン氏は与党・労働党(PT)の本部でインタビューに応 じ、「中銀には業務上の自主性が認められている。金融問題を含めたブ ラジル経済の方向性は選挙によって選ばれた者が決めるべきだと考えて いる」と説明。「中銀が正式な独立性を持つことには反対の立場だ」と 述べた。

ルセフ政権がインフレ率を中銀目標レンジの4.5%プラス・マイナ ス2ポイントに収めるのに苦しむ一方で、経済成長率は20年ぶりの低水 準にとどまっている。9会合連続の利上げで政策金利を11%に引き上げ ているブラジル中銀は、今月27、28両日に金融政策委員会を開く。

ブラジル中銀が約100人の市場関係者を対象に9日実施し、12日公 表した調査の結果によると、今年の経済成長率は1.69%と13年の2.3% を下回る見込み。2014年のインフレ率予想は6.39%と、前週の6.5%か ら引き下げられた。ブラジルの4月のインフレ率は6.28%と、10カ月ぶ りの高水準だった。

同中銀の報道室は電話取材に対し、同行の独立性に関するファルカ ン氏の発言についてコメントを控えた。

原題:Politicians Should Set Monetary Policy, Rousseff Party Says (1)(抜粋)

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