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米欧、産業標的とした対ロ制裁発動に尻込み-報復を懸念

ロシアの主要産業を標的とした制裁 発動もあり得るとしてきた米国と欧州連合(EU)の当局者は、ここに きて姿勢を軟化させ、対象を個人と個別企業に限定して追加制裁を行 い、圧力を強める方向に動いている。

欧米の当局者らは、ロシアの主要産業であるエネルギーと金融に広 く制裁を科した場合、経済的犠牲の大きいロシアからの報復を招く危険 があると懸念している。

ワシントンの外交問題評議会(CFR)の国際経済担当上級研究 員、ロバート・カーン氏は「欧州は産業を標的とする制裁にはっきりと 移行することを望んでいない」と指摘。「このため恐らく、個別企業を 名指しすることから始めて産業全体を対象とする制裁へと徐々に進んで いくと予想される。産業セクター全体とか全ての取引という形には必ず しもならず、部分的なものとなろう」と語った。

ポーランドのシコルスキ外相は12日のブリュッセルでの講演で、 「われわれが被る損害が与える損害を上回ることがないよう十分注意す る必要がある」と発言。ルー米財務長官も先週、同様の発言を行った。

原題:U.S. With EU Plays Down Industrywide Sanctions on Russia (1)(抜粋)

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