ロシア、国際債券市場での調達見送りへ-借り入れコスト上昇で

ロシアのシルアノフ財務相は借り入 れコストの大幅上昇を受け、年内は国際債券市場での資金調達を見送 り、自国通貨建ての債券発行も縮小する方針であることを明らかにし た。

同相は13日、バルト海沿岸のカリーニングラードで記者団に対し、 「市場の状況が主な理由だ」と説明。「われわれは金利が高い時は自国 でも外国でも借り入れしないと繰り返し表明してきた」と述べた。

プーチン大統領がクリミア編入につながる同半島への介入の動きを 3月1日に開始し、欧米との対立が悪化してから、ロシア政府は借り入 れを圧縮している。利回りが過去最高に上昇する中、財務省によるこれ までのルーブル建て債発行による資金調達額は、上期(1-6月)計画 の11%未満にとどまっている。ウクライナ情勢の緊迫化を背景に、ロシ ア企業の海外市場での起債も困難になっている。

ロシアが最後にユーロ債を発行したのは2013年9月で、70億ドル (約7200億円)を調達した。ドル建てユーロ債利回りはモスクワ時間13 日午後8時43分(日本時間14日午前1時43分)現在、13ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)低下の4.90%と、2月28日以来の上昇幅 は24bpに縮小した。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がロ シアの格付けをジャンク級(投機的水準)を1段階上回る水準に引き下 げた4月25日には、過去最高の5.76%に上昇していた。

原題:Russia to Stay Away From Global Debt as Crisis Cuts Funding Plan(抜粋)

--取材協力:Natasha Doff.

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