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ブラジル株:ボベスパは半年ぶり高値から反落-金融株に売り

13日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反落。同指数を半年ぶり高値に押し上げた上昇相場は 行き過ぎとの見方から、イタウ・ウニバンコ・ホールディングを中心に 金融株が売られた。

ボベスパ指数に占める比重が最も大きいイタウは0.6%、ブラデス コ銀行は0.5%それぞれ下落。バンコ・ド・エスタド・ド・リオ・グラ ンデ・ド・スル(バンリスル)は2.8%安。同社の1-3月(第1四半 期)決算がアナリスト予想平均に届かなかった。一方、製紙会社スザー ノ・パペル・エ・セルロージは3.9%高。JPモルガン・チェースなど が投資判断を「バイ(買い)」相当に引き上げたことが好感された。

ボベスパ指数は前日比0.3%安の53907.46で終了。指数構成銘柄の うち下落が44銘柄、上昇は24銘柄。同指数は12日、10月の大統領選で政 権交代が実現すれば政府による国営企業への介入が減るとの見方からブ ラジル石油公社(ペトロブラス)が買われ、3月14日の年初来安値から の上昇率が20%に達して強気相場入りしていた。

コンサルタント会社コンプライアンス・コミュニカソン・エンプレ サリアルのパートナー、クロドイル・ビエイラ氏は電話取材に対し、 「ここ数カ月で株式相場は大きく上昇したが、上げ相場を支えるような 変化が経済にあったわけではない」と指摘。「依然インフレ率は高水準 で、成長も鈍い。こうした要因が今後も株価の重しとなるだろう」と述 べた。

ブラジル中央銀行が12日公表したエコノミスト調査によると、今年 の同国経済成長率は1.69%と、2013年の2.28%を下回る予想。インフレ 率は6.39%と、加速が見込まれている。

原題:Ibovespa Declines From Six-Month High as Itau Leads Banks Lower(抜粋)

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