独連銀のECB緩和支持は既定ではない、物価見通し変更でも

欧州中央銀行(ECB)が2016年の インフレ率見通しを下方修正したとしても、同中銀が刺激策を講じるの をドイツ連邦銀行(中銀)が支持すると事前に決まっているわけではな いと、事情に詳しい関係者2人が語った。

非公開情報だとして匿名で語ったこれらの関係者によると、独連銀 はECBが予測対象期間とする最終年の物価安定見通しに注目し、マイ ナス預金金利や危機時代の債券購入で生じた流動性を吸収する不胎化の 停止を含むさまざまな措置を講じることに否定的ではないものの、何も 決定されていないと説明した。

ECBのドラギ総裁は先週、6月に行動を取ることに関して政策委 員会はやぶさかではないと発言。ただし、同月5日の金融政策決定前ま でにまとまる予定の最新のスタッフ見通しが注目されるとも付け加え た。米紙ウォールストリート・ジャーナルはこの日早く、この見通し で16年のインフレ率予想が下方修正されれば独連銀は大規模な刺激策実 施に「オープン」な姿勢だと報じていた。

ユーロ圏の4月のインフレ率は0.7%で、ECBが物価安定の目安 とする2%弱の水準の半分にも満たない。

原題:Bundesbank Support for ECB Stimulus Said Not to Be Automatic (1)(抜粋)

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