きょうの国内市況(5月13日):株式、債券、為替市場

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●日本株大幅反発、米株高値と円安推移-輸出や金融、不動産広く買い

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東京株式相場は大幅反発。米国株の最高値更新、為替の円安推移か らリスク資産への投資が見直された。輸送用機器など輸出関連株、証券 や銀行など金融株、不動産や非鉄金属株を中心に東証1部33業種中、32 業種が高い。国内での企業買収をめぐる材料も相場を刺激した。

TOPIXの終値は前日比20.44ポイント(1.8%)高の1178.35、 日経平均株価は275円92銭(2%)高の1万4425円44銭。日経平均の上 昇率は4月16日以来、およそ1カ月ぶり。

三井住友トラスト・アセットマネジメントの三澤淳一執行役員は、 「今まで必要以上に下落していた」とし、直近の日経平均1万4000円へ の接近も目立った理由はなく、きょうは「先物売りなど短期的な需給要 因で下げていた分の戻し。ノーマルな水準に戻ってきている」との見方 を示した。

東証1部33業種の上昇率上位は不動産、証券・商品先物取引、非鉄 金属、輸送用機器、その他金融、銀行、保険、海運、鉱業など。鉱業 は、前日のニューヨーク原油先物が在庫減少観測から3日ぶりに上昇し たことも支援した。ゴム製品の1業種のみ下落。

東証1部の売買高は19億9967万株、売買代金は1兆7991億円。値上 がり銘柄数は1367、 値下がりは337。

●債券先物は続落、日米株高や円安が重し-30年債入札順調で一時上昇

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債券先物相場は続落。日米の株式相場の上昇や外国為替市場での円 安が重しとなった。一方、きょう実施の30年債入札が順調な結果とな り、一時上昇に転じる場面があった。

長期国債先物市場で中心限月の6月物は、前日比6銭安の145円04 銭で開始し、いったんは145円02銭まで下落。直後から持ち直す展開と なり、午後零時45分の入札結果発表後には2銭高の145円12銭まで上昇 した。その後は再びマイナス圏での推移となり、結局は5銭安の145 円05銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の333回債利回 りは同0.5ベーシスポイント(bp)高い0.61%で始まり、その後も同水準 で推移したが、午後3時すぎからは横ばいの0.605%。20年物の148回債 利回りは午後に入って1bp低い1.47%まで低下し、その後 は1.475%。30年物の42回債利回りは0.5bp高い1.715%と3月18日以来 の高水準を付けたが、午後に入ると1.70%まで低下。その後 は1.705%。

ドイツ証券の山下周チーフ金利ストラテジストは、円が1ドル =102円台、米国株は高値更新し、国内株も上昇とリスクオン(選好)の 動きとなっていると説明。もっとも、「債券相場は底堅い」とし、リス クオンの動きが日米金利の上昇にあまり結び付いていないとも言う。

財務省がきょう実施した30年利付国債(42回債、表面利率1.7%) の入札結果によると、最低落札価格は99円80銭と市場予想を10銭上回っ た。小さければ好調とされるテール(最低と平均落札価格の差)は3銭 と前回の7銭から縮小。投資家需要の強弱を示す応札倍率は4.62倍 と2012年10月以来の高水準を付けた。

●円がじり安、世界株高でリスク選好-対ドルは2日以来の安値

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東京外国為替市場では円がじり安。前日の欧米株高を受けて日本株 が急反発するなどリスク選好ムードが広がり、円は主要通貨に対して売 り優勢となった。

ドル・円相場は1ドル=102円10銭台から一時102円34銭と2日以来 の水準までドル買い・円売りが進行。この日は米国で4月の小売売上高 が発表される予定で、米金利の上昇や一段のドル高・円安を促す材料に なるかが注目されている。

IG証券の石川順一マーケットアナリストは、「米国の経済指標を 見ると寒波の影響が一時的なものにとどまるであろうという内容が続い ているので、米国のファンダメンタルズの回復期待、米株高が円売りを 強めている」と説明。ここからは株高だけでなく、「米国の金利も上昇 するかがドル相場全体の鍵を握る」と指摘した。

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