コンテンツにスキップする

ポールソンが筆頭株主の産金会社、設備全てが特大サイズ

カナダの産金会社ディツアー・ゴー ルドの設備は、全てが大きい。シャベルでは一度に100トンの岩石をす くい上げることができる。同社はカナダ最大のディツアーレーク金山か らの採掘量を増やす方法を模索している。

ディツアーの筆頭株主は米資産家ジョン・ポールソン氏が率いるヘ ッジファンド運用会社。ディツアーはオンタリオ州北部にあるディツア ーレーク金山を年末にフル生産態勢にする計画で、増産も検討してい る。

ディツアーレーク金山は15億カナダドル(約1400億円)規模で、面 積は630平方キロメートルに及ぶ。設備の規模が大きいのが特徴で、ポ ール・マーティン最高経営責任者(CEO)によると、トラックは1台 当たり300トンの岩石を運搬する能力があり、鉱石処理工場の内部はフ ットボール競技場2つ分の広さだ。

設備の規模が大きい理由の一つは、採掘する鉱石の品位が低いから だ。金1グラムを採掘するために約4トンの岩石を移動しなければなら ない。採掘・処理量が増えれば収益性が向上する。

年間ベースの金相場は昨年、約30年で最大の下落を示した。これを 受け、一部の産金会社は生産を削減し収益性の高い金山での採掘に重点 を置いたが、ディツアーの方針は異なる。

マーティン氏は「このような大規模鉱山では規模の経済の原理が働 く。金価格が下落すれば、増産の動機付けになる」と述べた。

原題:Paulson-Backed Detour Plots Supersizing Mine: Corporate Canada(抜粋)

--取材協力:Aoyon Ashraf.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE