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バークレイズのダイアモンド前CEO聴取-カタール資金めぐり

英銀バークレイズが金融危機を乗り 切るための資金調達に動いた際、カタール投資庁(QIA)に支払った 多額の手数料をめぐって、ロバート・ダイアモンド前最高経営責任者 (CEO)が、英重大不正捜査局(SFO)の事情聴取を受ける見通し だ。事情に詳しい関係者の1人が明らかにした。

非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところ では、SFOはダイアモンド氏のほか、バークレイズのジョン・バーリ ー元CEOや元財務担当役員のクリス・ルーカス氏、元幹部のロジャ ー・ジェンキンス氏ら計12人に対し、事情聴取に応じるよう求めてお り、聴取は発言が刑事裁判の証拠となる可能性を告げられた上で行われ る。

ダイアモンド氏の代理人は「バークレイズに関係するいかなる問題 についてもできることがあれば、ダイアモンド氏は引き続き協力する」 と電子メールでコメントした。

バークレイズは金融危機が深刻化した2008年に政府による救済を回 避するため、QIAなどから70億ポンド(約1兆2000億円)を調達した が、その際にQIAに手数料として支払った3億2200万ポンドが今回の 捜査の焦点となっている。ダイアモンド氏は当時、投資銀行の責任者を 務めていた。

SFOのニリマ・フォックス広報官とバークレイズの広報担当クリ ス・センプル氏は、コメントを控えている。ルーカス氏とジェンキンス 氏、バーリー氏の弁護士にも連絡を取ったが、いずれもコメントを避け たか、これまでのところ返答がない。SFOの事情聴取については 英 紙フィナンシャル・タイムズが先に報じていた。

原題:Barclays Ex-CEO Diamond Said to Face Questioning Over Qatar Deal(抜粋)

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