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【個別銘柄】日産自や清水建高い、大陽日酸急騰、千代建下落

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

日産自動車(7201):前日比5.1%高の913円。2014年3月期の連結 営業利益は前の期比14%増の4984億円だった、と12日に発表。グローバ ル販売台数が5.6%増の518万8000台と全体需要の伸びを上回り、円高修 正、購買コストの削減なども寄与した。15年3月期は7.4%増の5350億 円を計画。野村証券では、米国大型車の成功、中国を除く新興国の収益 底打ちが確認できれば、より前向きなスタンスが可能とした。

清水建設(1803):6.6%高の596円。14年3月期の連結営業利益は 前の期比99%増の261億円だった、と13日午後に発表。採算が改善した 国内建築工事を中心に建設事業が増収、エンジニアリング事業や子会社 群も堅調だった。15年3月期は5割増の390億円を計画、市場予想の290 億円を上回る。

三井不動産(8801):4.4%高の3273円。14年3月期の連結営業利 益は前の期比17%増の1726億円だった、と12日に発表。個人向け住宅分 譲の計上戸数増加、仲介件数の増加などで従来想定の1600億円から上振 れた。15年3月期は6%増の1830億円を計画、市場予想の1759億円を上 回る。野村証券では投資判断「買い」を継続、含み益のあるビルを多め に投資家へ売却することなどで、好業績は維持される見通しで、中長期 的にもオフィス、住宅開発のパイプラインは豊富とした。

大陽日酸(4091):11%高の889円。三菱ケミカルホールディング ス(4188)と資本業務提携のさらなる強化の検討を行っている、と13日 朝に発表。事業、財務両面でのプラス効果が見込まれた。これに先立 ち13日付の日本経済新聞朝刊は、三菱ケミHが大陽日酸を1000億円超で 買収、シェールガスを原料に使う米化学工場に窒素などを供給する事業 に参入する、と報じた。三菱ケミHも2.2%高の412円。

ケネディクス(4321):12%高の393円。1-3月期(第1四半期) の連結営業利益は前年同期比22%増の22億4000万円だった、と12日に発 表。アセットマネジメントフィーが安定推移、ファンドのクローズ時の インセンティブフィーも大きく増え、不動産賃貸事業での採算悪化など を吸収した。

日立製作所(6501):2.9%安の710円。15年3月期の連結営業利益 は前期比5.1%増の5600億円を計画する、と12日に発表。高機能材料や 電子装置・システムの好調に引っ張られた14年3月期の増益率26%から 鈍ると同時に、市場予想の6045億円を下回る。今期売上高見通し は2.2%減、為替想定は1ドル=98円。三菱UFJモルガン・スタンレ ー証券ではネガティブと指摘、同社が普通の会社から優良な会社に変化 していく上での上り坂の険しさを感じさせる、とした。

千代田化工建設(6366):5.5%安の1282円。14年3月期の連結営 業利益は前の期比16%減の211億円だった、と13日正午に発表。 LNG、石油・石油化学分野を中心に完成工事高は増えたが、国内と海 外の一部案件で不具合対応などによるコスト増、精算交渉の難航による 採算悪化が響き、従来想定の240億円からも下振れた。15年3月期 は9.9%減の190億円を計画、市場予想の278億円も下回る。

シャープ(6753):5%高の272円。14年3月期の連結営業損益 は1086億円の黒字と、前の期の1463億円の赤字から改善したと12日に発 表。国内でエアコンや冷蔵庫、中国で空気清浄器の販売が好調だったほ か、太陽電池、中小型・大型液晶パネルの売り上げも伸び、従来想定 の1000億円から上振れた。営業黒字化は3期ぶり。

いすゞ自動車(7202):7.8%高の609円。発行済み株式総数 の1.18%に当たる2000万株、金額で100億円を上限に自社株買いを行う と12日に発表。取得期間は13日から6月30日まで。

三菱マテリアル(5711):7.2%高の312円。14年3月期の連結営業 利益は前の期比26%増の663億円だった、と12日に発表。主力の銅事業 で増産、円高修正の動きから地金が好調、加工品も自動車向けに伸び、 セメント事業も堅調だった。15年3月期は12%増の740億円を計画、 UBS証券では投資判断「買い」を継続した。

フジクラ(5803):6.4%高の447円。14年3月期の連結営業利益は 前の期比3.1倍の203億円だった、と12日に発表。フレキシブルプリント 配線板(FPC)などエレクトロニクス事業の回復、自動車電装事業の 拡大や為替の円安効果もあった。15年3月期は13%増の230億円を計 画。ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」を継続した。

住友化学(4005):5.1%高の389円。14年3月期の連結営業利益は 前の期比2.2倍の1008億円だった、と12日に発表。液晶ディスプレー材 料やタッチセンサーパネル設備など情報電子化学部門が好調、除草剤な ど農業部門、医薬品部門も収益を伸ばした。15年3月期は4.1%増 の1050億円を計画。SMBC日興証券では決算内容にサプライズはない が、前期第4四半期に愛媛工場のカプロラクタム1系列の停止、減損を 実施するなど構造改革が加速しつつある点はポジティブ、とした。

関西ペイント(4613):6.8%高の1531円。14年3月期の連結営業 利益は前の期比23%増の296億円だった、と13日午前に発表。国内の自 動車生産の回復などで塗料需要が増加、海外でもインドネシアなどアジ ア、アフリカで増収増益だった。15年3月期は15%増の340億円を計 画、市場予想の318億円も上回る。

横浜銀行(8332):5.4%高の543円。発行済み株式総数の1.86%に 当たる2400万株、金額で100億円を上限に自社株買いを行うと12日に発 表。当面の需給好転が見込まれた。期間は16日から6月23日まで。

日産車体(7222):9.3%高の1660円。14年3月期の連結営業利益 は102億円と従来想定の97億円を上回り、前の期との比較では想定して いた2%減益が一転、2.6%増益を確保したと12日に発表。主力の乗用 車のほか、小型バスを中心とした売り上げ台数の増加が寄与した。

日医工(4541):8%安の1442円。14年3月期の連結営業利益は前 の期比10%減の73億8300万円だった、と12日に発表。後発医薬品の使用 促進が図られる中で売り上げは1割伸びたが、減価償却費や研究開発費 など将来への投資支出が増え、従来想定の83億円からも下振れた。同時 に16年3月期までの中期経営計画について、グローバル展開に向けた費 用支出を見込み、最終年度の営業利益目標を143億円から125億円に下方 修正。バークレイズ証券では、ネガティブと指摘した。

ツムラ(4540):5%安の2299円。14年3月期の連結営業利益は前 の期比2.9%減の225億円だった、と12日に発表。医療用漢方製剤を中心 に売り上げは4%ほど伸びたが、採算面で原料生薬の価格上昇が響い た。15年3月期は19%減の182億円を計画。

ニッパツ(5991):8.6%安の831円。15年3月期の連結営業利益は 前期比3.9%減の360億円を計画する、と12日に発表。懸架ばね、シート など自動車関連は国内で消費税増税後の反動減を見込み、HDDが低調 の情報通信関連は前期並みとした。市場予想の409億円を下回る。

住友精化(4008):8.3%安の612円。15年3月期の連結営業利益は 前期比3.2%減の78億円を計画する、と12日に発表。吸水性樹脂の好調 や円安効果に引っ張られ、93%増益だった14年3月期からの採算性悪化 を見込む。想定平均為替レートは1ドル=100円、ナフサ価格はキロリ ットル当たり7万円、前期は100円24銭、6万7300円だった。

小森コーポレーション(6349):7.2%安の1182円。15年3月期の 連結営業利益は前期比10%減の76億円を計画する、と12日に発表。中国 を中心としたオフセット印刷機の伸びで利益が14倍に膨らんだ14年3月 期からの採算悪化を見込む。市場予想の87億円も下回る。

タカラレーベン(8897):9.8%高の314円。発行済み株式総数 の4.38%に当たる500万株、金額で15億円を上限に自社株買いを行う と12日に発表。株式需給の好転が見込まれた。期間は13日から15年3 月31日まで。

大紀アルミニウム工業所(5702):10%高の272円。14年3月期営 業利益は前の期比4.3倍の20億円だった、と13日午前に発表。アルミニ ウム2次合金地金、商品・原料とも増収、採算面では製品と原料の価格 差が改善した。15年3月期は57%増の31億3000万円を計画。

トリドール(3397):6%高の1019円。15年3月期の連結営業利益 は前期比24%増の62億円を計画する、と12日に発表。販売・一般管理費 の増加で29%減益だった14年3月期からの回復を見込み、市場予想の60 億円もやや上回る。今期出店数は国内25店、海外56店を計画。

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