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【M&A潮流】イェルプなどIT企業に割安感-大手が買収も

グーグルやフェイスブックの買収標 的になり得る企業の価値が一段と安くなっている。

S&P北米テクノロジー・インターネット指数は2カ月で約20%下 落した。急成長するIT(情報技術)企業のバリュエーション(株価評 価)はバブル気味になったと投資家が懸念したためだ。買収される可能 性が頻繁に指摘されるレストラン評価サイトのイェルプやオンライン予 約サービス会社のオープンテーブルなどの企業は、最近の株価下落でさ らに買いやすい水準になったとマッコーリー・グループは指摘する。

Bライリー社によれば、イェルプは地元広告市場で新聞など伝統的 な広告媒体からシェアを奪っているため、グーグルやヤフー、フェイス ブックが買収を目指す可能性がある。MKMパートナーズによると、e ベイもイェルプの買い手候補に名乗り出そうだ。中国の電子商取引会社 アリババ・グループ・ホールディングの新規株式公開(IPO)実施で 出資者として100億ドル(約1兆220億円)余りの収入が見込まれるヤフ ーも、スマートフォン公告のミレニアル・メディアやパンドラ・メディ アといった割安感が出てきた企業に関心を持つ可能性があると、CRT キャピタル・グループは予想する。

MKMのアナリスト、ロブ・サンダーソン氏は電話インタビューで 「以前なら手の届かなかった買収案件が実現するかもしれない」と述 べ、「インターネット業界では新興企業が非常に急速に成長している。 eベイやグーグル、ヤフーといった古参企業はこうした分野への進出を 目指したいだろう」と指摘した。

イェルプとオープンテーブル、パンドラ、ヤフー、フェイスブッ ク、グーグル、eベイ、ミレニアル・メディアはいずれもコメントを控 えた。

原題:Tech Selloff Makes Yelp to OpenTable Cheaper Targets: Real M&A(抜粋)

--取材協力:Anthony Palazzo、Olga Kharif、Leslie Picker.

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