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米アップルのビーツ買収計画、さらなる大規模案件の前触れか

米アップルのティム・クック最高経 営責任者(CEO)は同社の過去と決別し、新機軸を打ち出すことを常 としている。

事情に詳しい関係者が明らかにしたところによれば、クックCEO は現在、音楽業界の有力者ジミー・アイオビン氏とヒップポップアーテ ィストのドクター・ドレー氏が創業した米ビーツ・エレクトロニクス の32億ドル(約3260億円)での買収交渉を統括している。ビーツは最近 音楽配信サービスに参入したヘッドフォンメーカー。

この買収計画もアップルの共同創業者、故スティーブ・ジョブズ氏 の方針から独自路線へと踏み出すものだ。ジョブズ氏は技術と人材の獲 得を目的に中小企業の買収に専念し、取得額が数億ドルを超えることは なかった。パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏 によれば、今回の買収計画はクックCEOがアップルの手元資金1506億 ドルを従来より積極的に活用しようとする意向の表れでもある。

マンスター氏は「これはさらなる企業の合併・買収(M&A)への 道を開くものであり、コンテンツ・製品分野でさらにM&Aがみられる だろう」と指摘。候補としてツイッター、地域情報の評価サイトを手掛 けるイェルプ、スマートフォン決済会社スクエアを挙げた。

原題:Apple’s Cook Pursuing Beats Seen Presaging More Big Takeovers(抜粋)

--取材協力:Scott Moritz、Sarah Frier、Adam Satariano.

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