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ECB総裁は追加金融緩和へ-15日発表のGDPが改善でも

今週15日に発表される1-3月(第 1四半期)のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は3年ぶりの高い伸 びが見込まれるが、その場合でもドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は 利下げや流動性供給などの金融緩和政策を推し進める見通しだ。

ウニクレディトやUBSのエコノミストはECBの目標の半分未満 にとどまっているインフレ率について、成長回復ペースがまだ遅過ぎる ことを示していると指摘する。

ウニクレディトのユーロ圏担当チーフエコノミスト、マルコ・バリ 氏(ミラノ在勤)は「緩やかな成長加速が大きく変わることはないだろ う」と述べ、「ECBは次第に低インフレを許容できなくなっている」 と指摘した。同氏はECBが6月に短期買いオペ(売り戻し条件付き債 券買いオペ=レポ)の最低応札金利とともに、中銀預金金利を引き下げ ると予測する。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト40人の予想中央値によれ ば、1-3月期のユーロ圏GDPの前期比伸び率は0.4%と、2011年第 1四半期以来の高水準になる見込み。昨年10-12月(第4四半期) は0.2%だった。ユーロ圏は昨年4-6月(第2四半期)に過去最長の リセッション(景気後退)を脱した。

原題:Draghi Drives ECB Toward Stimulus Even With Improved Economy(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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