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【FRB要人発言録】QE10月末までに終了-ダラス連銀総裁

5月7日から11日までの米連邦準備 制度理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発言者の 氏名をクリックしてください)。

<5月11日> ロックハート・アトランタ連銀総裁(ドバイでの講演後記者団に対し て):リバ ースレポは政策手段の1つになり、短期金利に影響を及ぼ そうとする上 で一定の役割を担う可能性があると確信する。債券購入 プログラムは今年10月か12月に終了し、2015年後半に利上 げが始まる 可能性がある。今年4-6月(第2四半期)の成長率は3%以上だろ う。

<5月9日> フィッシャー・ダラス連銀総裁(ニューオーリンズでの講演で):実体 経済に想定外の不安定な展開が起きない限り、当局がこれまでに実施し てきた縮小ペースに引き続き賛成票を投じるつもりだ。購入額を会合ご とに100億ドル縮小し、10月28、29日の会合で最後に完全になくしてし まうというものだ。

<5月8日> イエレンFRB議長(上院予算委員会での証言後の質疑応答で):力強 い景気回復に至る前に金利が上昇し始める可能性は低い。

イエレンFRB議長(上院予算委員会での証言後の質疑応答で):低金 利政策を前向きに受け止めてきた業界は多く、需要喚起や雇用拡大に役 立ってきた。低金利政策は万能薬ではないが、一つの効果的な要素と言 えよう。

イエレンFRB議長(上院予算委員会での証言後の質疑応答で):2% のインフレ目標を引き上げることは支持しない。

イエレンFRB議長(上院予算委員会での証言後の質疑応答で):われ われの目標は経済が完全雇用の状態に戻るよう確保することだ。

イエレンFRB議長(上院予算委員会での証言後の質疑応答で):米経 済の多くの部分が回復し損ねているため、回復を支援する政策を継続す るのが当局の意向だ。

イエレンFRB議長(上院予算委員会での証言後の質疑応答で):安全 を求める投資家の間には引き続き米国債への需要がある。

イエレンFRB議長(上院予算委員会での証言後の質疑応答で):われ われが会合を開く場合はいつでも経済が完全雇用達成の軌道にあるかど うか自問している。

イエレンFRB議長(上院予算委員会での証言後の質疑応答で): FRBではバランスシートについて、時間をかけて徐々に減っていくと 予想しており、政策の正常化に着手しバランスシートの長期的な規模が 確定するまでしばらく待つことになろう。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(ニューヨークでの講演後の質 疑応答で):当局はインフレ目標達成に向けて超過準備を管理する。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(ニューヨークでの講演で): 意思伝達の向上のための方法の一つは(政策ルールに基づいて)可能性 の高い金利の動きを指し示すことだ。

<5月7日> イエレンFRB議長(上下両院経済合同委員会での証言で):高レベル の金融緩和策が引き続き正当化される。職を望む多くの米国民はなお失 業状態にあり、インフレ率が当局の目標である2%を下回っている。

イエレンFRB議長(上下両院経済合同委員会での証言で):労働市場 の状況は目立って改善してきているものの、満足できる水準からはなお 程遠い。

イエレンFRB議長(上下両院経済合同委員会で証言後の質疑応答 で):(利上げの)実施時期に関して、機械的に決められた方式やタイ ムテーブルは存在しない。

イエレンFRB議長(上下両院経済合同委員会で証言後の質疑応答 で):緩和縮小は慎重なペースで続ける可能性が高い。仮に何かが著し く変化した場合、当局は軌道変更を検討する可能性がある。

イエレンFRB議長(上下両院経済合同委員会で証言後の質疑応答 で):労働市場が回復し、インフレ率が2%に向けて加速し続ける限 り、FOMCは引き続き、量的緩和プログラムを今秋で終了するための 措置を取る公算が大きい。

イエレンFRB議長(上下両院経済合同委員会で証言後の質疑応答 で):インフレ目標を飛び越える事態を回避するため適切な時に緩和を 解除する意志と決意がFRBにはある。

イエレンFRB議長(上下両院経済合同委員会で証言後の質疑応答 で):株価は歴史的に見て正常なレンジ内にあり、確信を持って資産バ ブルがあるかどうか、なお兆候を見出すことはできない。

イエレンFRB議長(上下両院経済合同委員会で証言後の質疑応答 で):民間銀行が連銀に預ける超過準備への付利(IOER)が、米金 融当局にとって主要な政策手段になるだろう。

前回の発言録はここをクリックしてください。

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