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欧州株:約6年ぶり高値から反落-テレフォニカなどに失望売り

9日の欧州株式相場は反落し、指標 のストックス欧州600指数は前日付けた約6年ぶりの高値から下げた。 アナリスト予想を下回った業績への失望で、テレフォニカやペトロレウ ム・ジオ・サービス(PGS)が売られた。

スペインの電話会社テレフォニカは2.6%安。第1四半期の営業利 益が14%減少した。ノルウェーの資源探査会社PGSも大幅安。利益率 の低下が嫌気された。英石油サービス会社ペトロファクは昨年11月以来 の大きな値下がり。一方、デンマークの風力発電用タービンメーカー、 ベスタス・ウィンド・システムズは7.6%上昇。第1四半期が予想に反 して黒字となった。

ストックス欧州600指数は前日比0.3%安の338.54で終了。前日は、 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が必要ならば6月に追加刺激策を 講じる準備があると発言し、同指数は2008年1月以来の高値を付けた。 この日の下げで前週末比の上昇率は0.2%に縮まったものの、週間ベー スでは4週続伸となった。

BNPパリバ・フォルティスの最高戦略責任者、フィリップ・ガイ ゼル氏は「決算に関してはまちまちの様相だ」とし、「多くの指数は数 年ぶりの高値またはそれに近い水準にあるが、多数の個別銘柄はほとん ど惨憺(さんたん)たるありさまだ。前日のECBの表明は明らかにプ ラス要因だったが、市場のポジティブな地合いの裏側に幾つか懸念材料 がある」と続けた。

9日の西欧市場では18カ国中15カ国で主要株価指数が下落。英 FTSE指数は0.4%、独DAX指数は0.3%それぞれ下げ、仏CAC40 指数は0.7%安となった。

原題:European Stocks Decline From a Six-Year High as Earnings Falter(抜粋)

--取材協力:Namitha Jagadeesh.

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