香港株:H株が下落、中国物価指標を嫌気-長城汽車安い

香港株式市場では、中国本土企業で 構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が下落した。4月の中国消 費者物価指数(CPI)が1年半ぶりの低い伸びにとどまったことが嫌 気された。長城汽車の下げも響いた。

中国2位の携帯電話サービス会社、チャイナ・ユニコム(中国聯 通、762 HK)は2.7%安。売買停止となっていた長城汽車(2333 HK)は 取引が再開され17%の大幅な下げ。新型のスポーツ型多目的車 (SUV)の発売延期が明らかになった。延期は今年2回目。

カジノ運営のサンズ・チャイナ(1928 HK)は5.8%高。ギャラクシ ー・エンターテインメント・グループ(銀河娯楽集団、27 HK)は5.6% 高。中国本土からの違法資金取り締まりをめぐる懸念は行き過ぎだと一 部アナリストが指摘した。

H株指数は前日比0.5%安の9684.58で引けた。ハンセン指数は 同25.87ポイント(0.1%)高の21862.99。一時は0.6%安となった。週 間では1.8%の下げ。

KGIアジアのディレクター、ベン・クウォン氏は「市場は中国経 済の減速が続いていることを懸念している。それが香港株式相場の反発 に力強さがない理由だ」と指摘。「投資家は新たな刺激策を期待してい たが、中国の中央政府は対象を極めて限定し、抑制的に対応しているよ うに思える」と述べた。

原題:China Shares in Hong Kong Fall After CPI Data; Great Wall Drops(抜粋)

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