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マカオのカジノ株、運尽きたか-中国の規制懸念で大きく下落

香港株式市場のギャンブラーたちは 運が尽きつつあるかもしれない。

香港に上場するマカオのカジノ運営大手6社の株価は過去2年で平 均217%上昇した後、今年に入り8日までに20%下げている。MGMチ ャイナ・ホールディングス(米高梅中国)やギャラクシー・エンターテ インメント・グループ(銀河娯楽集団)などの年初来の下げは香港株の 指標、ハンセン指数の下落の3倍で、時価総額にして350億ドル(約3 兆5600億円)相当が吹き飛んでいる。

中国本土からの旅行者急増でマカオのカジノ収入は10年にわたり大 きく伸びてきたが、中国当局が違法な資金移動の取締りと査証(ビザ) 規定を厳格化するとの観測が投資家を動揺させている。

ピクテ・アセット・マネジメントなどは、マカオのカジノ銘柄のバ リュエーション(株価評価)がまだ高過ぎるとみている。ピクテの大中 華圏株式責任者、ポーリーン・ダン氏(香港在勤)は電話取材に対し、 「利益の伸びが一段と小さくなるだろう。われわれは昨年後半からカジ ノ株をアンダーウェートとしている。バリュエーションの高さに加え、 中国の汚職撲滅方針がこの業界に影響を与えるとの懸念が理由だ」と述 べた。

中国の習近平国家主席は共産党内の腐敗を取り締まるキャンペーン を展開している。

原題:Macau Casino Jackpot Turning Into Bust for Stock Investors (1)(抜粋)

--取材協力:Kana Nishizawa.

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