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豪中銀:緩和的政策、しばらくは適切な見通し-四半期報告書

オーストラリア準備銀行(中央銀 行)は鉱業投資が減少し、財政引き締め策が経済成長を圧迫する中で、 政策金利を予見できる将来据え置く方針をあらためて示した。

豪中銀は9日公表した四半期金融政策報告で、「見通しの対象期間 の大半にわたり、ある程度の余剰生産能力が存在するだろう」と指摘。 「現在の緩和的政策姿勢がまだしばらく適切である公算が大きい」と説 明した。

豪州の経済成長とインフレの見通しは小幅に修正された。豪中銀は 今年6月まで1年間の国内総生産(GDP)伸び率予想を3%と2月時 点の2.75%から引き上げた一方、2015年の成長率予想レンジは0.25ポイ ント引き下げた。コアインフレ率については、6月まで1年間の予想を 3%から2.75%に引き下げた。

豪中銀はインフレ率が2-3%の目標に沿った水準にとどまると予 測しているが、成長率はトレンドを下回り、労働市場には余力が残る見 通しで、トレーダーらは政策金利が年内に過去最低の2.5%から引き上 げられる可能性はほとんどないとみている。

報告書は「資源部門の資本投資の大幅減少が始まり、財政緊縮措置 が見込まれる中、豪経済は引き続きやや強い向かい風に直面している」 と分析した上で、「既に実施された大規模な刺激策の効果を表す証拠が 増え続けている」と説明。ホッキー財務相は今月13日に予算を発表し、 4年間で1230億豪ドル(約11兆7100億円)に膨らんだ財政赤字への取り 組みを示す。

豪中銀は昨年8月以来、政策金利を変更していない。11年終盤から の計2.25ポイントの利下げが、住宅価格を押し上げるとともに、住宅建 設許可件数の増加や家計支出拡大につながっている。

原題:RBA Says Loose Policy Likely to Be Appropriate for Some Time (1)(抜粋)

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