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ブラジルの利上げ停止観測が後退-中銀副総裁の発言で

ブラジル中央銀行のぺレイラ副総裁 は8日、2013年4月に始めたインフレとの闘いを継続していく方針を示 した。同国は世界で最長の金融引き締め局面にある。

副総裁の発言を受けて、ブラジル中銀が今月の金融政策委員会で政 策金利を11%に据え置くとの観測が後退し、スワップ金利(17年1月 限)は上昇した。

ぺレイラ副総裁はサンパウロでのイベントで、「中銀の責務という 観点から、われわれはインフレを目標範囲に収めるための努力を続けて いる」と説明。「食料価格ショックや供給ショックが起きたが、13年4 月から始めた取り組みを継続する」と述べた。

昨年4月以降、ブラジル中銀は計3.75ポイントの利上げを実施し、 政策金利を過去最低の7.25%から11%に引き上げた。ぺレイラ副総裁の 発言は、インフレ率が目標を上回る水準にとどまる中で、当局が金融政 策の引き締めを続ける可能性を示唆している。ブラジル中銀は今 月27、28両日に政策会合を開く。

サンパウロ時間午後5時34分(日本時間9日午前5時34分)現在、 スワップ金利(17年1月限)は8ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)上昇し12.20%。通貨レアルは0.1%高の1ドル=2.2145レア ル。

原題:Brazil Rate Increase Seen More Likely in May After Awazu Speech(抜粋)

--取材協力:Dominic carey、Matthew Malinowski、Felipe Frisch、Marisa Castellani.

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