為替取引の収入リスク、シティが最も大きい-バーンスティーン

1日で5兆3000億ドル(約539兆 円)の資金が動く外国為替市場の指標レート操作疑惑をめぐる調査が進 められる中で、米銀シティグループは、リスクにさらされている為替ト レーディングからの収入が最も多いとサンフォード・C・バーンスティ ーンが指摘した。

バーンスティーンのアナリスト、ジョン・マクドナルド氏の8日の リポートによれば、為替トレーディングはシティの収入の約4、5%を 占め、昨年の総収入が764億ドルだったことを考えると、為替トレーデ ィング収入は最大38億ドル(約3860億円)に達する計算になる。

マクドナルド氏は、総合的な金融サービスを提供する他のユニバー サルバンクと比較した場合、「シティの総収入に占める為替取引の割合 は最も大きい」と指摘。利益率の高いローカル市場ビジネスの規模が大 きいこともあって、ライバルをリードしていると分析した。

同氏は、外為市場の指標レート操作疑惑の調査と、それに伴う訴訟 や和解の費用を算定するのは時期尚早だとしながらも、銀行に大きな法 的コストを強いる最終案件の一つになる可能性が高いと予想した。

シティの広報担当、マーク・コスティグリオ氏は、バーンスティー ンのリポートについてコメントを控えている。

マクドナルド氏によれば、シティのライバルであるユニバーサルバ ンクのうち、為替トレーディングによって全体の収入の約2%を得てい るJPモルガン・チェースが、リスクにさらされる収入が2番目に多 く、為替取引収入の割合が約1%のバンク・オブ・アメリカ(BOA) が第3位にランクされている。

原題:Citigroup Has Most Revenue at Risk in FX Market, Bernstein Says(抜粋)

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