ドイツ銀が為替取引トップから転落、シティ首位-ユーロマネー

ドイツ最大の銀行であるドイツ銀行 は、9年間にわたり保持してきた世界最大の為替トレーダーの座を米銀 シティグループに明け渡した。外国為替相場のボラティリティ(変動 性)低下に伴い、ユーロの取引が低調だったことが背景にある。ユーロ マネー・インスティテューショナル・インベスターの調査で明らかにな った。

ユーロマネーが電子メールで配布した調査結果によれば、2002年以 来の首位返り咲きとなるシティの為替市場のシェアは16.04%となり、 ドイツ銀(15.67%)は2位に後退した。英銀バークレイズ(10.91%) が3位に入った。13年の調査で、シティはわずか0.28ポイントの差で首 位のドイツ銀に肉薄していた。

ドイツ銀の外為グローバル責任者、ケビン・ロジャース氏(ロンド ン在勤)は「われわれはユーロ圏の大銀行だが、ユーロは過去1年半の 間、注目の的ではなかった。為替市場のボラティリティがこれほどの水 準まで低下したことは私の経験ではかつてなく、どのようなきっかけで 上昇に転じるか見当がつかない」と語った。

ユーロの対ドル相場の3カ月物のインプライドボラティリティ (IV、予想変動率)は2日時点で5.5475%と、07年以来の低水準とな った。

ユーロマネーの番付は、為替トレーダーの調査への回答(今年は1 万4050件)を集計した。ドイツ銀は2005年から9年連続で為替取引トッ プの座を占めていた。

原題:Deutsche Bank Currency Crown Lost to Citigroup on Volatility (1)(抜粋)

--取材協力:Dakin Campbell.

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