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LMEニッケル:2年ぶり高値-ヴァーレの工場閉鎖で供給懸念

8日のロンドン金属取引所 (LME)で、ニッケル相場は約2年ぶりの高値に上昇。ニッケル生産 で世界2位のヴァーレのニューカレドニア工場閉鎖で供給懸念が高まっ た。

ニューカレドニアで少量の「酸性の溶液」が近くの小川に流出した ことで処理作業を停止したと、ヴァーレのトロント在勤の広報担当コリ ー・マクフィー氏が8日電子メールで明らかにした。小川の水質は正常 に戻っており、ヴァーレは間もなく生産を再開する予定だとしている が、日程については明らかにしなかった。

インドネシアによる鉱石輸出規制を受け、ニッケル価格は年初来 で40%上昇している。世界市場は2014年7-12月(下期)に供給不足に 陥る見通しだと、マッコーリー・グループが先月指摘した。

スコシアバンクの商品市場スペシャリスト、パトリシア・モーア氏 は電話取材に対し、「主にインドネシアの輸出規制などの理由で市場は すでに供給について懸念しており」、ヴァーレの事故で「さらに供給不 安が高まるだろう」と指摘した。

LMEのニッケル相場(3カ月物)終値は前日比4.1%高の1トン =1万9405ドルと、12年9月14日以来の大幅上昇。一時は1万9786ドル と、12年3月2日以来の高値を付けた。

LMEの銅相場(3カ月物)は1.1%高の1トン=6729ドル。ニュ ーヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物7月限終 値は1%高の1ポンド=3.0625ドル。

原題:Nickel Rises to Two-Year High as Vale’s New Caledonia Site Shuts(抜粋)

--取材協力:Morgane Lapeyre.

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