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欧州株:6年ぶり高値、バークレイズ高い-ECB総裁発言を好感

8日の欧州株式相場は反発。指標の ストックス欧州600指数は5営業日ぶりに上昇し、約6年ぶりの高値を 付けた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が6月に行動する準備が あると発言したことに反応した。

英電話会社BTグループは2.9%上昇。インターネット契約者増が 寄与し、利益が6四半期連続でアナリスト予想を上回った。イタリアの 電力会社エネルは5.2%上げた。利益が予想ほど悪化しなかったことが 買い材料。英銀バークレイズは約1年3カ月ぶりの大幅高。人員削減を 拡大する計画を発表した。一方、ドイツのミュンヘン再保険は約1%下 落。減益決算が嫌気された。

ストックス欧州600指数は前日比1.1%高の339.56で終了。一時 は0.2%下げた。前日までの4営業日で0.7%下げていた。ウクライナ危 機をめぐる懸念に加え、フィアットやソシエテ・ジェネラルなどの決算 が失望する内容だったことが背景にある。

KBCアセット・マネジメント(ブリュッセル)で投資運用部門の 責任者を務めるダーク・ティールズ氏は電話インタビューで、「マイナ ス預金金利などどちらかと言えば象徴的なものだとしても、ECBはど こかの時点で行動する必要があり、来月の会合でという可能性もある」 と発言。さらに「ドラギ総裁はいかなる景気下降にも備えて手段を温存 しておきたいのだろうが、危ない綱渡りをしている。口先だけであとど れだけもつだろう。市場はいつ総裁に挑むのだろうか」と続けた。

ECBは定例政策委員会で政策金利を過去最低の0.25%に据え置い た。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査で58人中56人が予想し た通りだった。同中銀は中銀預金金利と限界貸出金利もそれぞれゼロ と0.75%で据え置いた。これも予想と一致した。

8日の西欧市場では18カ国中16カ国で主要株価指数が上昇。英 FTSE100指数は0.6%、独DAX指数は0.9%それぞれ上げたほか、 仏CAC40指数は1.4%高となった。

原題:European Stocks Advance to Highest Level Since 2008 After Draghi(抜粋)

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