NYSE:特定タイプの注文廃止へ-高頻度取引批判に対応か

ニューヨーク証券取引所 (NYSE)は顧客から受け付ける株式取引の注文について、特定のタ イプを廃止する方針を明らかにした。こうしたタイプの注文が米株式市 場に広く普及していることで、高頻度取引(HFT)のトレーダーに不 当な優位性を与えているとの批判に対応したとみられている。

NYSEのスタッフは12種類を超えるタイプを特定し、当局の承認 を受けたのちに廃止する。NYSEを傘下に置くインターコンチネンタ ルエクスチェンジ・グループ(ICE)のジェフリー・シュプレッヒャ ー最高経営責任者(CEO)が述べた。ICEは昨年11月にNYSEを 買収した。

シュプレッヒャー氏は四半期決算についての電話会議で、「市場構 造簡素化への最初の一歩として、当社は自発的に米国株式取引所での注 文の種類を減らすことにした」と発言。「市場に真の公益性を与えてい ないと考えられる注文が他にもないか、引き続き検証する意向だ」と続 けた。

米国株式市場の構造的な不正にこうしたタイプの注文が作用してい るとの批判がある。元ゴールドマン・サックス・グループのプログラマ ー、ハイム・ボデック氏は高頻度トレーダーが特定のタイプの注文を利 用し、売買の意向を明確にしないことで一般投資家を先回りして約定を 受けられるのは不正だとして、米証券取引委員会(SEC)に申し立て た。

原題:NYSE Will Curtail Order Types Amid Debate Over Their Fairness(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE