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きょうの国内市況(5月8日):株式、債券、為替市場

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●日本株反発、円高一服と米緩和期待、中国統計改善も-商社中心買い

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東京株式相場は反発。為替の円高一服や米国の金融当局が景気支援 を継続するとの期待感、中国の輸出上振れなどを材料に内外需業種に幅 広く見直しの買いが入った。株主還元姿勢への評価が高まった三菱商事 や三井物産を中心に商社株が上昇、海運や非鉄金属、電気・ガス、小売 株も高い。

TOPIXの終値は前日比8.00ポイント(0.7%)高の1160.01と反 発し、日経平均株価は130円33銭(0.9%)高の1万4163円78銭と3営業 日ぶりに上昇した。

三菱UFJ投信の宮崎高志戦略運用部長は、米連邦準備制度理事会 (FRB)のイエレン議長の証言内容が「米景気は強いが、時間軸を前 倒しするほどではないというのはマーケットにとって最も心地良い」と 指摘。市場参加者の予想の範囲となり、「今までの『リスク資産に対す る強気スタンス』を変える必要はなかった」と言う。

東証1部の業種別33指数は卸売、海運、電気・ガス、繊維、医薬 品、保険、非鉄金属、精密機器、小売、鉄鋼など30業種が上昇。金属製 品、建設、輸送用機器の3業種は小安い。売買代金上位では三菱商、三 井住友フィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グルー プ、三井物産、KDDI、ファーストリテイリング、JR東日本、アス テラス製薬、味の素、カシオ計算機が上昇。ソフバンクや富士重工業、 パナソニック、楽天、LIXILグループ、日本ゼオンは下げた。

売買高は17億8572万株、売買代金は1兆8294億円。代金は再び2兆 円を割れ。値上がり銘柄数は1103、値下がりは559。

●債券は反落、日米株価上昇が重し-10年債入札結果は事前予想通り

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債券相場は反落。前日の米国株式相場の上昇を受けて国内株価が反 発したことが重しとなった。一方、きょう実施された10年債入札結果は 事前の市場予想通りだった。

長期国債先物市場で中心限月の6月物は、前日比5銭安の145円16 銭で開始。午後に入って水準を切り下げ、一時は145円11銭まで下落し た。取引終了前に2銭安まで戻す場面があったが、結局は7銭安の145 円14銭で引けた。超長期国債先物の6月物は4月7日の取引再開後で初 めて200円台に乗せて、同15銭高の200円05銭で高値引けした。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の333回債利回 りは横ばいの0.60%で始まり、午後の取引開始後に0.5ベーシスポイン ト(bp)高い0.605%に上昇。その後は再び0.60%で推移。前日には一 時0.595%と4月21日以来となる0.6%割れを記録した。

財務省がこの日実施した表面利率(クーポン)0.6%の10年利付国 債(333回債)の入札結果によると、最低落札価格は99円96銭と市場予 想と一致。小さければ好調とされるテール(最低と平均落札価格の差) は2銭と前回と同じだった。投資家需要の強弱を示す応札倍率は3.54倍 と、前回の4.76倍から低下した。

●ユーロは3月来の高値圏、通貨高けん制を警戒

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東京外国為替市場ではユーロが対ドルで3月以来の高値圏で引き続 き推移した。海外時間に欧州中央銀行(ECB)の金融政策決定会合を 控えて、追加緩和見送りとの見方がユーロを支えた半面、当局による通 貨高けん制への警戒が上値を抑えた。

午後4時4分現在のユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3923ドル前 後。6日に3月13日以来のユーロ高・ドル安水準となる1.3951ドルを付 けて以降、1.39ドル台前半での展開が続いており、この日の東京市場で は1.3906ドルを下値に小動きに推移した。

ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のシニア通貨ストラテ ジスト、エマ・ローソン氏は、市場は現段階でドラギECB総裁に追加 緩和の用意があるとは信じておらず、「しびれを切らしている」と指 摘。「為替市場は総裁のはったりに挑戦したがっているのかもしれず、 われわれの予想通りにECBが何もしなければ、ユーロ・ドルは1.40ド ルに向けて上昇する可能性がある」と語った。

一方、ドル・円相場は1ドル=101円台後半でじり安。米長期金利 が低水準にとどまっていることや日本株の伸び悩みが重しとなった。ユ ーロ・円相場は1ユーロ=141円台後半を中心に推移した。

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