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スタンフォード大の石炭会社への投資停止、ドミノ効果望む声

米スタンフォード大学が今週発表し た石炭生産会社への投資を停止する決定をきっかけに、気候変動抑制を 目指す学生主導のキャンペーンが勢いを増す可能性がある。キャンペー ンは全米の数百校の大学に拡大している。

スタンフォード大の寄付基金の運用資産は187億ドル(約1兆9000 億円)に上る。大学による化石燃料生産会社への投資を停止すべきだと いう主張に賛同した大学としては運用資産が最大規模で、最も注目度が 高い。このキャンペーンを主導する団体350.orgによれば、投資を停 止した他の11機関は比較的小規模で寄付基金の運用資産は96万-1 億2400万ドル。これらの大学は石炭に加え石油・天然ガス会社への投資 も停止した。

ハーバード大に圧力をかけようと取り組んでいるダイベスト・ハー バードの創設者の1人で学生のアリ・ウェルトンさんは「スタンフォー ド大によるこのような決定の意義は極めて大きい。今回の決定は他のキ ャンペーンにとって非常に強力な助けになるだろう」と述べた。

ウェルトンさんによると、活動に参加する学生らは注目度の高い大 学が方針を転換し、ドミノ効果を生んで他の大学が追随しやすくなるこ とを期待している。1970年代にはアパルトヘイト廃止を目指し、学生ら が大学に対して南アフリカ共和国に関連する企業の株式を売却するよう 求めるキャンペーンが展開された。気候変動抑制を目指す今回の動きは このパターンを踏襲している。

原題:Stanford Divesting Boosts Student Campaign Seeking Domino Effect(抜粋)

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