コンテンツにスキップする

フィラデルフィア連銀総裁:米金融当局は政策金利の道筋明示を

米フィラデルフィア連銀のプロッサ ー総裁は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が金融政策について市場 への意思伝達を向上させるため、主要政策金利が先行きたどり得る道筋 を明示すべきだとの考えを示した。

プロッサー総裁は8日、ニューヨーク市内の外交問題評議会 (CFR)での講演テキストで、「意思伝達の向上のための方法の一 つ」は政策ルールに基づいて「可能性の高い金利の動きを指し示すこと だ」と指摘。米連邦準備制度がより「抑制気味」か「緩和気味」かを示 唆することになると説明した。

FOMC参加者は、四半期ごとに公表される経済予測で主要政策金 利であるフェデラルファンド(FF)金利の見通しを明らかにしている が、それが混乱につながることもある。イエレン連邦準備制度理事会 (FRB)議長は3月19日の記者会見で、FOMC声明の方が金融当局 の意図をより信頼できる形で伝えるものだとして、同見通しに過度の重 点を置くべきではないと警告した。

プロッサー総裁は、政策リポートの公表ととともに、主要政策金利 の設定に当たりルールに基づく手法を採用すれば、経済統計のさまざま な変化にFOMCがどのように対応するか明確化するのに役立つと言 明。「この種の意思伝達は一段と体系的な手法で政策運営に当たるよう FOMCに迫ることになり、長期的により良い経済的成果につながると 確信する」と語った。

プロッサー総裁は今年のFOMC投票権メンバー。講演テキストで は、現在の経済情勢や政策見通しには言及しなかった。

原題:Fed’s Plosser Urges FOMC to Clarify Likely Interest-Rate Path(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE