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米当局:市場動揺すればMMF取り付けのリスク

世界最大の資産運用会社である米ブ ラックロックや同業のフィデリティ・インベストメンツが、金融システ ムの潜在的脅威になっていないか検証している米金融安定監視評議会 (FSOC)は、マネー・マーケット・ファンド(MMF)には市場の 動揺に伴い資金流出にさらされやすい危険があるとの認識を明らかにし た。

FSOCは7日公表した年次報告書で、有価証券の貸借取引を行う これらのファンドや資産運用会社について、「即日の現金化要求にさら されやすく、急な資産売却を迫る強い圧力が生じる恐れがある」と分 析。「気掛かりなリスクエクスポージャー(投資)があると出資者が受 け止めれば、取り付けに見舞われる危険がある」と指摘した。

米金融規制改革法(ドッド・フランク法)に基づき金融システムの リスク監視のために設けられたFSOCは、米連邦準備制度理事会 (FRB)の監視を必要とする金融システム全体にとって重要な機関に ブラックロックなど大手資産運用会社を指定すべきかどうか検証を進め ており、決定には数カ月を要する可能性がある。

原題:U.S. Risk Council Says Money Funds Can Be Vulnerable During Runs(抜粋)

--取材協力:Dave Michaels、Christopher Condon.

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