米フォード:18億ドルの自社株買い戻し-株式の希薄化に対応

自動車メーカーで米2位のフォー ド・モーターは7日、幹部への最近の株式付与に伴う株式の希薄化を軽 減し、転換社債保有者に発行される可能性がある株式を相殺するため に、18億ドル(約1830億円)の自社株買い戻しを実施すると発表した。

同社の発表資料によると、買い戻し株数は1億1600万株となり、今 年中に完了する予定。フォードは3月に制限株88万2352株(1380万ドル 相当)をアラン・ムラリー最高経営責任者(CEO)に付与していた。 ムラリーCEOは7月1日に退任する。

2012年に6年ぶりに復配したフォードは、経営を再建した幹部に株 式を付与した後、株主への還元を進めている。フォードは06年から08年 に301億ドルの損失を計上した後、直近5年間で423億ドルの利益を上げ た。

ボブ・シャンクス最高財務責任者(CFO)は発表文で、「今回の 行動は株式の希薄化対策と一層の負債削減の態勢作りのための総合的な 資本戦略に合致する動きだ」と説明した。

フォードは16年11月15日償還予定の上位転換社債約8億8300万ドル 相当の株式への転換による希薄化を相殺するため最大1億300万株を買 い戻すと説明。ムラリーCEOを含む従業員向けインセンティブ報酬で 発行した株式による希薄化を相殺するため、さらに1260万株を買い戻す という。

原題:Ford to Buy Back $1.8 Billion in Stock to Reduce Dilution (1)(抜粋)

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