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欧州株:ほぼ変わらず-企業業績やウクライナ情勢を注視

7日の欧州株式相場は前日からほぼ 変わらず。決算への失望でフィアットやソシエテ・ジェネラルが売られ た一方、利益が急増したクレディ・アグリコルは買われた。ウクライナ 危機をめぐる動向も注目された。

イタリアの自動車メーカー、フィアットが2011年8月以来の大幅安 となったほか、フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルは0.8%下落。建 設資材を手掛ける仏サンゴバンは3.3%の値下がり。一方、仏銀クレデ ィ・アグリコルは約1年ぶりの大幅高となった。第1四半期決算は85% 増益だった。独化学品メーカーのヘンケルは10年11月以来の大幅上昇。 利益が予想を上回ったことが買い材料。

ストックス欧州600指数は336.03で引けた。6年ぶりの高値を付け た先月4日以降では0.9%下げている。ウクライナの政府部隊と親ロシ アの分離主義者との衝突激化が背景にある。

ストアブランド・アセット・マネジメント(オスロ)のファンドマ ネジャー、エスペン・ファーネス氏は「業績が良い企業と悪い企業の格 差がより大きく広がる局面に入りつつあるようだ。予想通りの業績を発 表できない企業に対し、市場は寛容さを失いつつあるようにみえる。銘 柄ごとに株価パフォーマンスが一段とばらついていくだろう」と指摘。 「金融市場はウクライナ危機の長期化に備える必要がある」と続けた。

ロシアのプーチン大統領はこの日、ウクライナ南部と東部の分離主 義者らが11日に計画している自治権をめぐる住民投票を延期するよう呼 び掛けた。さらに、ウクライナ大統領選挙は正しい方向への一歩だと述 べた。

7日の西欧市場では18カ国中10カ国で主要株価指数が下落。仏 CAC40指数は0.4%、独DAX指数は0.6%それぞれ上げた。

原題:European Stocks Are Little Changed Amid Earnings, Ukraine Crisis(抜粋)

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