ナイジェリア女子高生集団拉致、救出難航か-欧米が支援表明

約3週間前にナイジェリアの女子 高生200人以上がイスラム過激派武装集団ボコ・ハラムに拉致された事 件で、欧米各国が救出の支援に乗り出すことになった。犯人らは警備の 甘い国境付近に潜伏しており、救出は難航が予想されている。少女たち はすでに闇市場で売られてしまった可能性もある。

米政府は専門家や関連機器などをナイジェリアに送り、救出を支援 する計画を明らかにした。英国とフランスも7日、支援の意向を表明。 オバマ米大統領は「心が痛む」凶悪犯罪だと非難した。

IHSカントリー・リスク(ロンドン)のシニア・アフリカ・マネ ジャー、ナツネト・テスフエイ氏は電子メールでの取材に対し、「ボ コ・ハラムはカメルーンとニジェール、チャドとの国境に接した侵入の 難しい地域に潜伏し、今まさに少女たちを人間の盾として自分たちを軍 の攻撃から防衛している」と説明。英米としては上空からの哨戒活動で 協力すれば「即座に貢献できるだろう」と続けた。

ボコ・ハラムの指導者、アブバカル・シェカウは今週、ビデオ声明 を発表し、少女たちを拉致したのは結婚せずに教育を受けていることへ の罰だと述べ、強制的に結婚させるために「マーケット」で売り飛ばす 考えを明らかにした。「西洋の教育は罪」を意味するボコ・ハラムは、 ナイジェリアでイスラム原理主義に基づく体制樹立を目指してテロ活動 を続けている。

原題:No-Go Militia Area Hides Nigerian Girls as Obama Joins Hunt (1)(抜粋)

--取材協力:John Walcott、Caroline Alexander、Thomas Penny、Helene Fouquet.

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