人民元:対ドルで2週間ぶり大幅安-中銀が一段安望むとの観測

中国人民元は7日、ドルに対して約 2週間ぶりの大幅安となった。一時は上昇していたが、元高方向のみを 見越した取引を抑えるために、中国人民銀行(中央銀行)は元の一段安 を望んでいるとの観測が広がった。

人民銀は元の中心レートを年初から計0.9%引き下げた。HSBC ホールディングスとマークイット・エコノミクスがこの日発表した4月 の中国サービス業購買担当者指数(PMI)は51.4と、3月の51.9から 低下した。

スタンダードチャータードの通貨ストラテジスト、張敬勤氏(香港 在勤)は「人民元安が止まると考えるのは時期尚早だ。短期的に元のそ れほど急激な上昇を人民銀が容認するとは思わない」と述べた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海 市場で前日比0.14%安の1ドル=6.2343元と、4月24日以来の大きな下 げ。一時6.2181元と、4月17日以来の高値を付ける場面もあった。

ブルームバーグの集計データによれば、香港オフショア市場で元 は0.2%安の6.2365元。1年物ノンデリバラブル・フォワード( NDF)は0.21%安の6.2242元。

原題:Yuan Declines on Bets PBOC Looking to Weaken Currency Further(抜粋)

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