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中国の土地販売が大幅減-地方財政リスク増で減速深まる恐れ

中国不動産市場の勢いが落ちている ことで地方財政が圧迫され、景気減速が深まる恐れが強まっている。

不動産情報を提供する中国の克而瑞信息集団(CRIC)のデータ をブルームバーグが集計したところ、主要20都市の土地販売は3月に前 年同月比5%減と、少なくとも1年ぶりの大きな減少となった。中国最 大の不動産ウェブサイトを運営する捜房によれば、3級都市の土地販売 額は4月に27%下落した。

地方政府が土地販売に代わる収入源を探せなければ、デフォルト (債務不履行)や金融混乱のリスクが高まり、経済成長を抑制しかねな い。今年の中国成長率はただでさえ1990年以来の低い伸びにとどまると みられている。政府系の新聞が今週報じたところによれば、一部の都市 は住宅購入規制の緩和措置を計画している。

JPモルガン・チェースの中国担当チーフエコノミスト、朱海斌氏 (香港在勤)は「住宅市場が冷え込みつつあるため土地販売による収入 が減少し、地方政府の資金調達能力が一段と圧迫される」と予想。不動 産の過剰供給がより深刻な地域では、土地販売はさらに減少するとの見 方を示した。

原題:China’s Deflating Property Market Seen Raising Local-Debt Risk(抜粋)

--取材協力:Ailing Tan、山崎朝子、Liza Lin.

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