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米ゴールドマン、新しい不動産ファンドで42億ドル集める

米ゴールドマン・サックス・グルー プは不動産関連プロジェクトへの投融資を行うファンドの資金調達を完 了し、42億ドル(約4270億円)を集めた。ゴールドマンの不動産クレジ ット・ファンドはこれで2本目。同社は金融危機後、不動産事業の重点 分野を不動産購入から貸し出しにシフトしている。

ゴールドマンのマーチャント・バンク部門で不動産投資グループの 共同責任者を務めるアラン・カバ氏によると、資金の内訳は機関投資家 や富裕層の個人からの出資表明が18億ドル、借り入れが18億ドル、ゴー ルドマンの自己資金が6億ドル。出資を約束した投資家を地域別でみる と、約6割が米国、その残りの大半を欧州が占め、アジアからは少額の 投資にとどまった。

同社は低金利時代により高い利回りを稼ぐ手段の提供で、他の私募 ファンドや住宅ローンに特化した不動産投資信託 (REIT)、銀行 と競合している。マーケティング資料によると、今回のファンドは欧州 と米国を対象とする計画で、同社初の不動産クレジット・ファンドから 広げる。最初のファンドは約35億ドルの融資を実施した。

カバ氏は電話インタビューで、最初のファンドの対象は米国に限ら れたが、新しいファンドでは最終的に米国と欧州を「半々程度にしたい と考えている」と述べた。

マーケティング資料によれば、新ファンド「ブロード・ストリー ト・リアルエステート・クレジット・パートナーズII」は買収や借り 換え、資本増強などの資金を提供するため、質の高い商業用不動産を担 保にシニアローンやメザニンローンを実施する。南カリフォルニアのオ フィスビル買収向けのメザニンローンなど、すでに5つの案件に約5億 ドルの資金を出しているという。

原題:Goldman Closes Second Real Estate Credit Fund at $4.2 Billion(抜粋)

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