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ニッケル価格、20%上昇か-インドネシア鉱石禁輸で

ニッケル価格が今年、さらに20%上 昇するとの見通しが、アナリストとトレーダーを対象とした調査で示さ れた。インドネシアが鉱石輸出を禁止したことから世界の供給が不足し ているほか、ウクライナ情勢が緊迫化していることが背景。

ブルームバーグ・ニュースが13人を対象に実施した調査の中央値で は、ニッケル価格が6日の1トン=1万8507ドルから年末までに2 万2000ドルに上昇すると予想されている。ニッケルは1月以降、工業用 金属のうち最大の上昇率を示している。指標となるロンドン金属取引所 (LME)の先物価格は年初来で33%上昇。昨年は年間ベースで19%下 落した。

世界最大のニッケル生産国であるインドネシアは、国内の金属加工 業界育成を支援するため1月に鉱石輸出を禁止。精錬ニッケルの世界2 位の生産国であるロシアに対しては、ウクライナ情勢に絡み米国と欧州 連合(EU)による経済制裁が強化される可能性がある。

鉱山業界を20年以上にわたって調査しているマイン・ライフ(シド ニー)の創業者で資源担当シニアアナリストのガビン・ウェント氏は 「ニッケル価格のモメンタム(勢い)は堅調で、強い投機的関心を集め ている」と指摘した。

原題:Nickel to Rally 20% Further Amid Indonesia Ban, Survey Shows (2)(抜粋)

--取材協力:Maria Kolesnikova.

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