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デリバティブ高速取引の監視、CFTCは後手回っている-委員

米商品先物取引委員会(CFTC) はデリバティブ(金融派生商品)の高速取引の監視で後手に回ってお り、相場を操作し混乱させる取引慣行を発見する手段に投資する必要が あると、同委のスコット・オマリア委員(共和党)が指摘した。

オマリア委員はシカゴの会合での講演で、CMEグループやインタ ーコンチネンタル取引所(ICE)運営の先物取引所にトレーダーが毎 日送付する多数のメッセージについて、CFTCは定期的に監視するの に必要な技術を持っていないと述べた。

オマリア委員は「そのような手段がなければ、CFTCは現在の自 動化された市場を効果的に監視することはできない」と指摘。同委は 「いかなる速度であれ相場を操作し混乱させる取引慣行を発見する『21 世紀版ねずみ取り器』をどのように設計すべきか」金融業界と話し合っ ていると述べた。

CFTCは昨年、市場の安定性の改善方法について国民から意見を 募集し、自動取引の規制に向け第一歩を踏み出したことを表明した。オ マリア氏はCFTCが新たな規制案の検討を始めると述べた。同氏は6 月3日、同委の諮問団体と高頻度取引(HFT)について話し合う予 定。

原題:High-Speed Trading Outpacing U.S. CFTC’s Oversight, O’Malia Says(抜粋)

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