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【個別銘柄】ソフバンク安い、フォスタ電急落、HOYA堅調

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

ソフトバンク(9984):前週末比5.1%安の7420円。中国の電子商 取引企業のアリババ・グループ・ホールディングスが米国での新規株式 公開(IPO)を申請した。ソフバンクはアリババ株を34%強保有。米 国市場で過去最大規模のIPOになると観測される中、米BGCパート ナーズの日本株セールス担当マネジャーのアミール・アンバーザデ氏 は、価格圧力にさられる通信事業を持たないアリババに直接投資しよう と米投資家がソフバンク株売りに動く、と予想した。

出光興産(5019):6.1%安の2101円。2014年3月期の連結営業利 益は前の期比29%減の782億円だった、と2日に発表。円安による原油 輸入コストの上昇で、石油製品マージンが縮小した。15年3月期は前期 比2.3%増の800億円を見込むが、市場予想の905億円は下回る。

フォスター電機(6794):13%安の1204円。15年3月期の連結営業 利益は前期比17%減の50億円を計画する、と2日に発表。スマートフォ ンなどについて先進国での普及一巡、新興国での普及本格化に伴う低価 格化を見込むほか、薄型テレビ向け部品ではコモディティ化による厳し い状況の持続を予想した。14年3月期は前の期比9.2%増の60億2100万 円で、従来計画の64億円に届かなかった。

ワタミ(7522):9.6%安の1349円。14年3月期の連結純損益は49 億1200万円の赤字になったもよう、と2日に発表。国内外食事業の客数 が回復せず、既存店売り上げが減ったほか、宅食、介護事業も計画に対 し下振れ、外食事業での減損損失など特別損失の計上も響く。従来計画 は12億円の黒字、前の期は35億4000万円の黒字。最終赤字への転落 は、1996年10月の上場以来で初。

HOYA(7741):1.8%高の3111円。発行済み株式総数の2.31% に当たる1000万株、金額で300億円を上限に自社株買いを行い、消却す ると7日午後に発表。取得期間は8日から11月7日、当面の需給好転と 株主還元姿勢が好感された。

三井松島産業(1518):10%安の138円。14年3月期の連結営業利 益は前の期比51%減の18億9100万円だった、と2日に発表。主力の燃料 事業で世界の石炭需給緩和による石炭価格の下落、販売数量の減少が響 いた。15年3月期は中国の経済成長鈍化や米国のシェールガス台頭を背 景にした石炭市況の低調を想定、2億円の営業赤字を見込む。

アルペン(3028):5.9%安の1783円。13年7月-14年3月期の連 結営業利益は前年同期比44%減の41億6700万円だった、と2日に発表。 出店増による費用増加やゴルフクラブの価格競争激化、円安による商品 原価の増加が響いた。前期比31%減の81億6000万円とする14年6月期計 画に対する進捗(しんちょく)率は51%にとどまる。

メディカルシステムネットワーク(4350):13%安の404円。14年 3月期の連結営業利益は前の期比2.2%増の20億9100万円となり、従来 計画の24億3200万円に届かなかったと2日に発表。調剤薬局事業で医薬 品仕入れ価格の確定に伴う精算費用を計上したほか、企業の合併・買収 (M&A)や新規出店に伴う固定資産の減価償却費、のれん償却費など の増加も響いた。

アスクル(2678):5.9%安の2544円。三菱UFJモルガン・スタ ンレー証券は2日、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」、 目標株価を3700円から2000円に下げた。Eコマース事業の 「LOHACO(ロハコ)」の収益化に対する見方を慎重にし、16年5 月期も同事業の営業損失が残るとした。

TOA(6809):7.6%高の1091円。14年3月期の連結営業利益は 前の期比18%増の42億5800万円だった、と2日に発表。国内で商業施 設、交通インフラ施設向けの放送設備やセキュリティー商品、減災・防 災向けスピーカーの増勢に加え、アジア・パシフィック地域の拡大も寄 与した。期末配当は1株18円と従来計画の10円から上積みし、年間で も28円と前の期実績の20円から増配する。

パル(2726):6%高の2204円。ドイツ証券は2日、投資判断を 「ホールド」から「買い」、目標株価を2300円から2700円に上げた。14 年春夏シーズンに入り、商品の価格転嫁が想定以上に進んでいると指 摘。15年2月期に3期ぶりの営業増益転換、16年2月期に最高益更新を 予想した。同証による今期営業利益予想は前期比16%増の69億円、来期 は79億円。

アプラスフィナンシャル(8589):5.6%安の134円。14年3月期の 連結営業利益は55億円と、従来計画の99億円から下振れたもようと2日 に発表。融資収益の減少のほか、過払利息に係る返還請求の最近の動向 を踏まえ、利息返還損失引当金を積み増すことが響く。前の期比で は7.4%増益が一転、40%減益になる。これまで未定としていた期末配 当も無配とした。

太陽ホールディングス(4626):5%安の3025円。15年3月期の連 結営業利益は前期比1.7%増の77億円を見込む、と2日に発表。円安効 果もあって73%増益だった14年3月期から増益率は鈍る。スマートフォ ン、カーエレクトロニクス向け製品の需要好調を見込む半面、FPD用 部材は引き続き減少を想定した。

名村造船所(7014):8.7%高の922円。14年3月期の連結営業利益 は前の期比65%増の223億円と、従来計画の180億円から上振れたもよう と2日に発表。円高修正や修繕船事業の大幅増収、新規受注船価の改善 に加え、全社的なコスト削減も寄与した。期末配当は1株10円から20円 に増やす。

東京鉄鋼(5445):4.4%高の402円。14年3月期の連結営業利益は 前の期比59%減の17億6700万円だったが、従来計画の11億円は上回った と7日午後に発表。鉄スクラップ価格と製品価格の値差縮小が響いた半 面、在庫評価損の縮小やコスト削減が上振れに寄与した。15年3月期は 前期比92%増の34億円を計画、1株配当は10円と前期7円からの増配を 見込む。

日特エンジニアリング(6145):9.4%安の807円。14年3月期の連 結営業利益は前の期比74%減の7億円と、従来計画の13億円から下振れ たもようと2日に発表。主力の巻線機事業で高度化や多機能化などに向 けた研究開発案件の比率が上昇、利益率が悪化した。

イナリサーチ(2176):100円(14%)高の792円でストップ高。14 年3月期の連結純利益は7000万円と、従来計画の2000万円から上振れた もようと7日午前に発表。主力の非臨床試験事業を中心に売り上げが想 定を上回ったほか、支払利息の減少や子会社からの優先配当の受け取り などが寄与した。期末配当は従来の1株3円から6円に増やす。

佐藤渡辺(1807):13%高の370円。14年3月期の連結営業利益は 前の期比21%増の21億6000万円と、従来計画の18億2000万円から上振れ たもようと7日午前に発表。工事の順調な進捗、採算性の向上などを受 けた。

細田工務店(1906):13%高の176円。14年3月期の連結経常利益 は4億900万円と、従来計画の1億6300万円から上振れたもようと2日 に発表。不動産、建設事業での売上高総利益率の向上、戸建分譲事業で の販売関係費用の削減のほか、前の期に実施した資産売却で金融関係費 用も改善した。

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